門司港めぐるとは

【みんなの声】門司港のバナナ道をめぐる~叩き売りミニ講座付~

2018.05.17

今回の案内人は「門司港バナナの叩き売り連合会」のイマムラさんです。

ご存知の方も多いかと思いますが、門司港はバナナの叩き売りの発祥地です。

今となっては身近な果物のバナナ。

知っているようで知らないバナナの歴史をめぐります。

「門司港の有名な”バナナストーリー”をぜひ聞きたかった。」(八幡西区在住/70代/男性)

 

集合場所の旧門司三井倶楽部(国の重要文化財指定建造物)にて。

まずは案内人のイマムラさんより、ごあいさつ。

そして、旧門司三井倶楽部の歴史についての解説をしてくださいました。

所有者の移り変わりにともなう名称の変遷や、谷町から現在のレトロ地区へ移築された経緯などについてです。

バナナのみならず門司港の歴史にも詳しいイマムラさんならではの視点で語ってくださいました。

ちなみに、旧門司三井倶楽部は戦後に日本国有鉄道(現在のJRグループ)の所有となったあと、「門鉄会館」の名称で長く親しまれたそうです。

旧門司三井倶楽部を出て、向かいにある旧JR本社ビル(近代化遺産)へと行きます。

こちらのビルは、昭和初期に三井物産門司支店として建設されました。

旧門司三井倶楽部と同様に、戦後に国鉄の所有となり、「門鉄ビル」と呼ばれていたそうです。

そのような歴史あるビルの1階には、関門海峡の情報を知ることができる「関門海峡らいぶ館」や門司区の歴史を紹介した「思ひ出ステーション」などがあります。

「思ひ出ステーション」内にある「バナナ資料室」で、イマムラさんより、バナナの歴史や叩き売りの口上などを教えていただきました。

 

まずはバナナの歴史について。

バナナが日本に輸入されたのはいつ?なぜ「門司港」が叩き売りの発祥地なの?そして、「バナちゃん節」とは?

そこには、門司港が海運や鉄道における九州の玄関口として栄華を誇っていた時代の歴史が関わっていたのです。

「バナナの歴史的背景を知ることができて良かった。」(八幡西区在住/70代/男性)

歴史以外にもバナナの生活に役立つ豆知識も教えてくださり、みなさま驚かれたり、関心したりされていました。

意外と知らないことが多いということがわかったところで、いよいよバナナの叩き売りを披露!

イマムラさんがおなじみのバナちゃん節を歌い始めると、歌に合わせてみなさまからも自然と手拍子が起こります♪

口上では、盛り上がりのカギとなるあいの手のコツを伝授!

よりいっそうバナナの叩き売りが楽しめるような講座となりました。

思ひ出ステーションを出て、隣の工事中の門司港駅の前に「バナナの叩き売り発祥の地」の記念碑がひっそりと建っています。

もともと、こちらの記念碑は北九州銀行門司支店付近の旅館「群芳閣(ぐんぽうかく)」の前にありましたが、群芳閣が取り壊されたため、門司港駅前へと移りました。

大正~昭和初期頃まで、門司港駅前から桟橋通り(現在の北九州銀行門司支店)付近までの通りのいたる所でバナナの叩き売りが行われていました。

記念碑のある場所から、その通りが見渡せます。

かつて露天商や夜店が並び、人通りが絶えないほどにぎわい、バナナの叩き売りが街の風物詩として楽しまれていた時代を想像してみてはいかがでしょうか?ノスタルジックな雰囲気に浸ることができると思います。

北九州青果発祥の地の碑

 

記念碑を見たあとは、はね橋を渡って旧門司税関へ。

この辺りは「門司第一船だまり」といい、明治23年に完成したあと、石炭や飼料、そしてもちろんバナナ等の荷役に活躍した「はしけ」の係留場所としてにぎわっていました。岸壁にはその痕跡が残っています。

そして、バナナを保存する倉庫もこの辺りにあったといわれています。

その一帯を眺めながら海峡プラザの方へ進んでいくと、”アレ”が現れました。

そう。バナナマンとバナナマンブラックです!今や観光客の方々は必ずといっていいほど記念写真を撮る名スポットとなっています。

門司港といえばバナナ。バナナといえばバナナマンです。

ちょっと大げさかもしれませんが、そのくらい定着しているキャラクターですので、まだ見たことのない方はぜひいらしてください!

それと、もう一つ注目していただきたいスポットが、海峡プラザの建物脇に設置されている「北九州青果発祥の地」を示す石碑です。

北九州青果(株)は昭和22年に門司港で創業し、公認荷受機関として営業を開始しましたが、門司港の港湾としての機能衰退と門司港レトロ地区の再開発にともない門司港地区から撤退しました。

門司港が物流の拠点として栄えていたことを偲ばせる石碑なのです。

 

もともと「バナナの叩き売り発祥の地」の記念碑があった北九州銀行門司支店付近まで歩いたあと、最後は旧門司三井倶楽部の1階にある「三井倶楽部」さんでランチをして、今回のまちあるきは終了となりました。

ランチは門司港名物の焼きカレーです♪「三井倶楽部」さんの焼きカレーはなんとバナナが入っています!ほくほくでちょっぴり甘くてスパイシーなカレーと相性ばっちりですよ♡

「叩き売りの歴史を現地をめぐりながら知ることができました。」(直方市在住/60代/女性)

「叩き売りの実演をしていただいて良かったです。」(八幡西区在住/50代/男性)

みなさまメッセージありがとうございました。

今後も門司港めぐるへのご参加お待ち申し上げております。