前回、植物学図鑑刊行にむけて情熱を燃やす万太郎（神木隆之介）とは裏腹に、実家の峰屋は突如値上げされた酒税に苦しんでいました。そして急激に衰えてゆく祖母・タキ（松坂慶子）、峰屋は先行き不安になっているのでした。
らんまん第43話ネタバレ感想「鹿鳴館狂騒曲」
前回、藤丸（前原瑞樹）から酒税増税で日本中の酒造が窮地に陥っていると知らされた万太郎（神木隆之介）、杞憂だと言う万太郎の予想は外れ、土佐で大きな酒造だった峰屋は役所から目を付けられ台所の料理酒までもっていかれる有様でした。そしてその中で祖母・タキ（松坂慶子）は病がちになり綾（佐久間由衣）は気を張る日々が続いていました。
一方、万太郎は田邊教授（要潤）から植物学図鑑刊行の許可をもらうべく毎日様子を伺い、海外の文化に興味をしめすことでやっと糸口を見つけるのでした。
その日、白梅堂では寿恵子の母・まつ（牧瀬里穂）が豆腐田楽を作っていました。寿恵子（浜辺美波）が舞踏練習会に参加を決めたことが不安でたまりません。希望に胸を膨らませる寿恵子に、父に顔向けできないことはするなと言いおいて許可することにしたのですが、これがきっかけで娘が男にすがらねば生きていけないような人生になることを懸念していたのです。
文太（池内万作）は。んなまつに対し、寿恵子はしっかりしているから大丈夫だと励ますのでした。
万太郎（神木隆之介）は倉木隼人（大東駿介）に頼み早朝から東京の草花の採取に出ていましたが、夕暮れを過ぎ夜になっても帰ってきません。竹雄（志尊淳）、長屋の差配人・りん（安藤玉恵）や隼人の妻・えい（成海璃子）、その子供たちのかの（鈴木凛子）、健作（渋谷そらじ）らも心配して軒先で待っていました。病弱だった幼いころを思い出し医者を呼ぼうとまでする竹雄をりんが必死に止めます。朝から晩まで植物研究と採取に動く万太郎は傍から見たら元気そのもの、竹雄だけが昔の万太郎を投影しブラッシュアップできないでいました。そこにようやく万太郎と隼人が返ってきました。草だらけになって笑いながら帰ってくる二人、それはとても楽しそうでした。
万太郎らが返ってくると、長屋は途端に晩餐が始まります。峰屋の「峰の月」を手に躍る堀井（山脇辰哉）や九兵衛（住田隆）、福治（池田鉄洋）などいつもの面々が参加します。万太郎は部屋に戻り、葛飾の小合溜（こあいだめ）で採取した水草を眺めて満足そう。そこに少し疲れた様子のゆう（山谷花純）も戻ってきます。酒を手に皆舌鼓をうっていると、ふとゆうが万太郎が持ってきた桶の中身を見て「ヒルムシロなんでこんなところに？」と言いました。万太郎が驚いてゆうの肩をつかみ「ゆうさん、今なんと？」と聞きますがその鬼気迫る様子に思わず福治が羽交い絞めにして止めに入るほどです。
ゆうも驚きつつ「ヒルがのっかる筵見たいでしょう？だからヒルムシロとうちの田舎ではいう」と返してきました。田舎はどこかと聞くとゆうは途端に暗い顔になり部屋へ帰ってしまいます。ゆうは自分の田舎の話をしたがらないのだと知りました。
ゆうのことが気になりつつもそれ以上の詮索はしません。竹雄の心配をよそに万太郎は寝もせずヒルムシロの研究に没頭し始めます。万太郎の背を見ながら竹雄はさみしくおやすみなさいと言いおくのでした。
そして、田邊教授（要潤）に連れられて西洋文化に触れる日が来ました。万太郎が訪れたのは西洋建築の建物、たくさんの外国人や上流階級であろう日本人たちが談笑しています。
高藤（伊礼彼方）の秘書・鹿島（金剛地武志）に挨拶をしてある一室に入るとそこは別世界。しかし装飾に目をやったのもつかの間万太郎の目は花瓶に生けられた大輪の薔薇、「おまんらも貴婦人じゃのう」と愛おしげに話しかけました。
そこに高藤（伊礼彼方）が妻の高藤弥江（梅舟惟永）佐伯遼太郎（石川禅）那須川正宗（町田水城）らを伴って入場、そしてその後に万太郎の見覚えのある人の姿が見えるのです。寿恵子がドレスを纏ってそこにいたのです。
前回：らんまん第42話「峰屋の窮状」
次回：らんまん第44話「つながる二人」
らんまん第43話ネットの反応「高藤の奥様すごく不機嫌そう」
心配性の竹雄には嬉しい一言。
倉木ｻﾝとｽｯｶﾘ仲良しの万太郎。
倉木ｻﾝの笑顔も良きだなあ。
“ﾋﾙﾑｼﾛ”
地域によって呼び名が違う植物。
出身地を隠すおゆうｻﾝ。
最後に全て持って行った感のある
寿恵子ｻﾝの美しさ､可愛らしさ✨
お寿恵ちゃんの存在は気に入らない感じ…？
でも、土佐に帰って綾様といっしょに峰屋を立て直す竹雄も見たい
博打やめて働く強面倉木
病弱だった万太郎
健康になった？
ヒルムシロ？
おゆうさんにも訳ありの過去？
壁の穴の活用法
竹雄が監視？見守る
鹿鳴館
どこに行っても
草花見ると幸せ万太郎
そして洋装のお寿恵と
再会万太郎
踊るのか？
らんまん第43話ネタバレ感想考察「波乱の予感」
高藤の夫人ぽい方が最後出てきましたね。こういう場では笑顔で入場するものですが彼女は能面っぽい顔、高藤と寿恵子の仲を疑っているのか、はたまた後から登場した寿恵子が話題をさらっていくのが面白くないのかわかりませんが寿恵子との仲は良好とは言えなさそうです。まつさんが懸念したお妾にするしないのやり取りがあるのかもしれません。
また今回は、長屋の住人ゆうさんの素性をほのめかす描写が出てきましたね。年齢的に売られて家を出たか結婚が嫌で家を出たか…でしょうか。長屋に住んでいるのですから複雑な事情がありそうです。
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