らんまんネタバレ、あらすじを最終回まで全話まとめ「史実との違いも」

らんまん

2023年度前期放送、朝ドラ108作目「らんまん」のネタバレ、あらすじキャストなどの情報を最後まで更新、詳しくお伝えします。

全120話を1話ごとにネタバレをしていますが、忙しい人のために各週ごとにざっくりと要点を絞ったストーリー、ネタバレあらすじもまとめています。

前作「舞いあがれ!」とは打って変わって時代をさかのぼる「らんまん」は1860年代~1950年代を舞台に「日本植物学の父」と言われた植物学の研究者・牧野富太郎(まきのとみたろう)をモデルとしています。
作中では名前を変え、『槙野万太郎(まきのまんたろう)』とし神木隆之介(かみきりゅうのすけ)さんを、妻・寿衛子を『寿恵子』として浜辺美波(はまべみなみ)さんの起用が決まっています。

121話 9/18(月)「神様のお膝元」
122話 9/19(火)「離れていても私たちは」
123話 9/20(水)「すべてを奪うその揺れに」
124話 9/21(木)「カタバミは咲く」
125話 9/22(金)「想いよ届け」

116話 9/11(月)「ふと立ち止まる先の光」
117話 9/12(火) 「新たな才能との出会い」
118話 9/13(水) 「120年に一度の花」
119話 9/14(木) 「恩人との邂逅」
120話 9/15(金) 「綾の夢が叶うとき」

らんまんのネタバレ、あらすじ、各週・各話一覧

らんまん 各週リンクはこちら

第1週
「バイカオウレン」
4月3日~7日
1話 「植物大好きな男の子」
2話 「天狗が現れた!」
3話 「その名はバイカオウレン」
4話 「母の容体」
5話 「母の為に」
第2週
「キンセイラン」
4月10日~14日
6話 「学問所でのいじめ」
7話 「今こそ変わるべきだ」
8話 「蘭光の教え」
9話 「蘭光の課外授業」
10話 「万太郎の決断」
第3週
「ジョウロウホトトギス」
4月17日~21日
11話 「峰屋の酒を博覧会に」
12話 「綾の葛藤」
13話 「運命の人」
14話 「万太郎がいるべきところは」
15話 「あの人の面影」
第4週
「ササユリ」
4月24日~28日
16話 「土佐に吹く風」
17話 「タキの暴走」
18話 「綾を探して」
19話 「自由と出逢いと」
20話 「人生後悔しない選択を」
第5週
「キツネノカミソリ」
5月1日~5月5日
第21話「今日選んだ道を悔やまずに」
第22話「峰屋の当主が活動家!?」
第23話「それぞれの決意」
第24話「旅立ちの日」
第25話「竹雄の決断」
第6週
「ドクダミ」
5月8日~5月12日
第26話「いざ東京」
第27話「トランク盗まれる」
第28話「草長屋」
第29話「東京での新生活」
第30話「拝啓峰屋の皆様」
第7週
「ボタン」
5月15日~5月19日
第31話「まだ見ぬ世界へ」
第32話「東京大学植物教室」
第33話「学歴がひびく日」
第34話「ボタンの君」
第35話「嫉妬の始まり」
第8週
「シロツメクサ」
5月22日~5月26日
第36話「前途多難」
第37話「学歴のないよそ者」
第38話「一つの興味」
第39話「田邊教授のペルソナ」
第40話「それぞれの目標」
第9週
「ヒルムシロ」
5月29日~6月2日
第41話「舞踏練習会への誘い」
第42話「峰屋の窮状」
第43話「鹿鳴館狂騒曲
第44話「つながる二人」
第45話「コイバナ」
第10週
「ノアザミ」
6月5日~6月9日
第46話「他ジャンルでも学ぶ!」
第47話「交錯する想い」
第48話「主従関係がおわるとき」
第49話「季節は廻り」
第50話「石版に描く想い」
第11週
「ユウガオ」
6月12日~6月16日
第51話「ヒロイン略奪」
第52話「教授たちの思惑」
第53話「自覚する恋心」
第54話「植物学雑誌創刊」
第55話「あなたと結ばれたい」
第12週
「マルバマンネングサ」
6月19日~6月23日
第56話「あなたの伴侶という冒険」
第57話「それぞれの道」
第58話「大店の斜陽」
第59話「恋が実るとき」
第60話「マキノと名付けられた草」
第13週
「ヤマザクラ」
6月26日~6月30日
第61話「祖母の愛したヤマザクラ」
第62話「女であるということ」
第63話「祖母孝行」
第64話「それぞれの晴れの日
第65話「分家と和解を」
第14週
「ホウライシダ」
7月3日~7月7日
第66話「田邊教授の招待」
第67話「晩餐の裏側で」
第68話「日の目を見ぬ提案」
第69話「旧友のアドバイス」
第70話「トガクシソウの暗雲」
第15週
「ヤマトグサ」
7月10日~7月14日
第71話「拓く者と奪う者」
第72話「賢妻のはじまり」
第73話「江戸っ子の肝っ玉」
第74話「意外な協力者」
第75話「トガクシソウ奇譚」
第16週
「コオロギラン」
7月17日~7月21日
第76話「トガクシソウの結末」
第77話「心優しい者の迷い」
第78話「日本植物志図譜・ヤマザクラを載せて」
第79話「図譜の波紋」
第80話「我が子に送る咲き誇る名」
第17週
「ムジナモ」
7月24日~28日
第81話「微笑みをくれる可愛い君」
第82話「父となっても万太郎は」
第83話「転んでもただでは起きず」
第84話「新たな命令」
第85話「それは新たな火種」
第18週
「ヒメスミレ」
7月31日~8月4日
第86話「田邊教授、牙を剥く」
第87話「進退窮まる」
第88話「一筋の光明」
第89話「課されるにはあまりに無残な試練」
第90話「二つの喪失の先に」
第19週
「ヤッコソウ」
8月7日~8月11日
第91話「いつかその約束を胸に」
第92話「ある喜びと喪失」
第93話「前を向く人、足を掬われる人」
第94話「創作と現実の境で」
第95話「研究は逃げない」
第20週
「キレンゲショウマ」
8月14日~8月18日
第96話「ミントのように縁を増やして」
第97話「寿恵子の話術」
第98話「自由の国の闇」
第99話「離れていても交わる二人」
第100話「権力争いの代償」
第21週
「ノジギク」
8月21日~8月25日
第101話「彼岸を渡った人へ」
第102話「思いがけぬ遺産」
第103話「愛する姪へ」
第104話「VIPとの出会い」
第105話「植物学者の妻と菊」
第22週
「オーギョーチ」
8月28日~9月1日
第106話「新たな研究のはじまり」
第107話「目まぐるしい変転」
第108話「縁が実を結ぶとき」
第109話「若木の成長」
第110話「友の快挙」
第23週
「ヤマモモ」
9月4日~9月8日
第111話「また4人で」
第112話「夢留まらず」
第113話「野宮の肖像」
第114話「夫に学ぶ妻」
第115話「つなぐための店」
第24週
「ツチトリモチ」
9月11日~9月15日
第116話「ふと立ち止まる先の光」
第117話「新たな才能との出会い」
第118話「120年に一度の花」
第119話「恩人との邂逅」
第120話「綾の夢が叶うとき」
第25週
「ムラサキカタバミ」
9月18日~9月22日
第121話「神様のお膝元」
第122話「離れていても私たちは」
第123話「すべてを奪うその揺れに」
第124話「カタバミは咲く」
第125話「想いよ届け」
第26週
「スエコザサ」
9月25日~9月29日
第126話「草花に囲まれた楽園を」
第127話「穏やかな日々に」
第128話「理学博士槙野万太郎」
第129話「貴女のために」
第130話「スエコザサ」

「らんまん」の主人公・槙野万太郎(神木隆之介)のモデルとなったのは、幕末生まれの植物学者・牧野富太郎(まきのとみたろう)です。
今年は牧野富太郎博士の生誕160周年です。

江戸時代末期の1862年(文久2年)3月、全国で尊王攘夷の機運が高まる中、土佐藩の郷士坂本龍馬が脱藩したわずか1か月後に、同じ高知で酒造業を営む裕福な商家に男の子が誕生します。
待ちに待った一人息子の名前は槙野万太郎、のちの日本植物学の父となります。

万太郎は明るい性格ですが、虚弱、植物が大好きで一つのことに集中すると周りが目に入らない典型的な研究者タイプの子どもでした。この子は何か光るものがある!と理解される現代とは違い、不思議な子扱いされる万太郎ですが植物に触れ合う万太郎は幸せでした。
しかし物心つく前に父が病死、6歳で母・房子(広末涼子)を亡くし、孤独な万太郎は祖母・タキ(松坂慶子)に育てられるのです。

祖母・タキは立派な跡取りにしようと町で評判の学問所に入れ、そこで植物の本を見つけた万太郎はその本を読みたい一心で熱心に勉強するようになります。その後天才肌であった万太郎は学力を伸ばし、英語・地理・物理・天文などを学びます。
明治政府の元に新たな学校制度がはじまるも小学校教育のレベルの低さに愕然とした万太郎は自主退学をしてしまいます。
これがゆくゆく万太郎の足を引っ張ることになるとは知らずに。

家業に合わせて東京・上野で開催された「内国勧業博覧会」を足を運んだ万太郎は憧れの博物学者たちと出逢い、国内外の珍しい植物を目の当たりにして大いに刺激され、日本の植物のすべてを明らかにしたいと夢を抱きます。
東京帝国大学植物学教室の門をたたき助手として働く傍ら、研究に没頭し次々と新種を見つける万太郎、嫉妬から権威ある教授陣から数々の嫌がらせを受け、学歴を理由に十分な給金がもらえないなど、苦境にあえぎます。
大恋愛の末に結婚した寿恵子(浜辺美波)はよく支え、二人は愛し合って苦難に立ち向かっていくのです。

朝ドラ「らんまん」の見どころ!「槙野万太郎のモデル日本の植物学の父牧野富太郎との違い」

「らんまん」の主人公・槙野万太郎(まきのまんたろう)のモデルは日本の植物学の父・牧野富太郎(まきのとみたろう)です。
全てが一緒だと伝記と変わりありません。朝ドラらしく設定の変更があると思います。こちらでは現在どこが変更になっているのか判明している個所をあげてみます。

槙野万太郎と実在モデル牧野富太郎の違い
1.富太郎は一人っ子なのに、ドラマでは姉がいる
2.11歳で亡くなる祖父の存在は?
3.池田蘭林は塾の先生で藩校「名教館」の学頭ではない
4.最初の妻「牧野猶」の存在は?

まだすべてキャストが発表されていないのですが、最初の方に出演するであろう祖父のキャスティングがない、いないはずの姉が登場しているなど相違点が面白そうですね。

それから富太郎は寺子屋の後に私塾に通い、そこの儒学者が「伊藤蘭林」でした。短期間に寺子屋、私塾、藩校などが出たため、私塾と藩校の設定を合体させて、私塾の儒学者であった「伊藤蘭林」を藩校の学頭「池田蘭光」として登場させたのでしょう。

また、ウィキペディアにもないのですが、実在のモデル牧野富太郎は東京に出る前に従妹である女性「牧野猶」(まきのなお)という女性と結婚していたというのです。
もしや「たまさん」が?とも思いますし、「牧野猶」に相当する人物のキャスティングが発表されるのか、それも楽しみですね。

牧野富太郎の詳しい経歴「蔵元つながりで坂本龍馬の実家とも縁」

らんまんキャスト一覧

こちらでは朝の連続テレビ小説「らんまん」のキャスト一覧をお伝えします。NHKの朝ドラや大河ドラマは脇役も主役級の方々が多く「らんまん」も驚く配役がされそうですね。

主人公とその家族

主人公・槙野万太郎の幼少期は過酷で、早くに父母と死に別れるといった悲劇に見舞われています。

槙野万太郎(神木隆之介)

https://colavo.co.jp/artist/ryunosuke_kamiki/

主人公・槙野万太郎(まきのまんたろう)を演じるのは神木隆之介(かみきりゅうのすけ)さんです。

2歳の頃から芸能界で活動しており、芸歴は27年目になります。活動は多岐に渡り、俳優、声優、YouTuberと肩書も多数、役者としてはもちろん、どの分野においても高評価を得ており、YouTubeチャンネルも登録40万人を超える盛況ぶりです。
映画では「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」で瀬田宗次郎役を務め、ビジュアルも演技も完璧であったと話題になりました。

若干29歳でありながら「葵 徳川三代」の五郎太丸役、「義経」の牛若役、「平清盛」の源義経役、「いだてん~東京オリンピック噺~」の五りん役など大河ドラマにはすでに4作出演しています。
朝の連続テレビ小説では2007年の「どんと晴れ」で浅倉智也 役を務めており今作で2回目の出演です。

見た目通りの優し気な青年の役も、ぞくっとするほどの怖い役もできる多彩は神木さんが、どんな槙野万太郎を演じるか楽しみですね。

牧野富太郎の詳しい経歴「蔵元つながりで坂本龍馬の実家とも縁」

槙野寿恵子(浜辺美波)

https://minamihamabe.futureartist.net/

主人公・槙野万太郎(まきのまんたろう)の妻・寿恵子(すえこ)にキャスティングされたのは浜辺美波さんです。めちゃくちゃかわいいと有名な女優さんですよね。

浜辺美波(はまべみなみ)さんといえば透明感のある素敵な女性のイメージでしたが、学園ドラマ「賭ケグルイ」でそのタイトル通り賭け事に狂った少女・蛇喰夢子(じゃばみゆめこ)を熱演しました。清楚なイメージに傷がつく、と止められたといいますが、この出演で多彩な演技のできる女優だと高い評価を受け仕事の幅も広がっています。

今作のヒロイン・寿恵子は万太郎と運命的な出会いをし、のちに結婚、植物研究にお金をつぎ込む夫のために家計をやりくりしあっという方法で家族を救うそうですが、今回、寿恵子のページにだけわざわざこのような記載があります。

※実在の人物である牧野富太郎(1862―1957)の妻・壽衛をモデルとしますが、激動の時代を夢に向かって生きたある植物学者と妻の物語として大胆に再構成します。
登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描きます。原作はありません。
NHK HPより

寿恵子の紹介にわざわざ書かれているのは、蛇喰夢子並みにとんでもなく破天荒な女性として描かれるのでしょうか。
可愛いだけでなくストーリーでも楽しませてくれそうな浜辺美波さんに期待大ですね。

「らんまん」高知編のキャスト

主人公・槙野万太郎(神木隆之介)が幼少期から成長するまでに住んでいたふるさと高知編のキャストになります。幕末の高知県(土佐)は名だたる人物を多数輩出していることから、万太郎にも影響を与えます。それにふさわしいそうそうたるキャストです。

竹雄(志尊淳)

https://www.watanabepro.co.jp/mypage/10000047/

主人公・万太郎(神木隆之介)の生家・酒蔵「峰屋」の番頭の息子・竹雄(たけお)を演じるのは志尊淳(しそんじゅん)さんです。

志尊淳さんは2.5次元舞台「テニスの王子様」向日岳人役でデビューし、その後「列車戦隊トッキュウジャー」の主演・ライト / トッキュウ1号役で知名度を上げました。中世的な容姿もあり、2018年には「女子的生活」でトランスジェンダーである小川みき役を演じ、賞を受賞するなど高い評価を受けています。
おとなしい役やなよっとした印象を受ける役ばかりかと思えば「HiGH&LOW THE WORS」の上田佐智雄 役で乱闘シーンを演じたり、近頃では幽遊白書の鞍馬をやることで話題になるなど、一言では語れない役者さんです。

今回は万太郎のお目付け役を命じられた番頭の息子で、振り回されつつも一番の理解者となるといった役どころ。主役の神木さんとは公私ともに仲良くしているとこのことで、息の合った演技がみれそうですね。

槙野 綾(佐久間 由衣)

Instagram yui_sakuma_official

万太郎の姉・槙野綾(まきのあや)役を演じるのは、佐久間由衣(さくまゆい)さんです。

朝の連続テレビ小説出演は2017年の「ひよっこ」以来2度目で向島電機の工員から女優になる助川時子を演じました。作中だんだんあか抜けてきれいになっていく時子が印象的でした。
「SUITS」「教場シリーズ」など話題作に出演し、着実にキャリアを重ねている女優さんです。
Instagramをみてもきれい、かわいいが混在したすてきな方でした。これからどんどんドラマ露出が増えるといいなと思います。

モデルである牧野富太郎には兄弟がいないので、佐久間さんが演じる槙野綾は完全オリジナルキャラクターになります。妻・寿恵子と共に万太郎を振り回す役どころとなるのでしょうか。

幸吉(笠松 将)

https://www.horipro.co.jp/kasamatsushow/

万太郎(神木隆之介)の生家の酒蔵「峰屋」に出入りする蔵人・幸吉のキャストは笠松将(かさまつしょう)さんです。

多数のドラマ、映画への出演経験がありますが、朝ドラへの出演履歴はなく今作が初の連続テレビ小説出演となります。
大河ドラマは2作出演し「西郷どん」で烈士・横山安武を演じ強烈な印象を残し、「青天を衝け」では渋沢栄一の孫である渋沢敬三役で第40回と最終回に出演しています。
また話題作「岸部露伴は動かない」で橋本陽馬を演じ、肉体美を披露するなど着実にキャリアを重ねている俳優さんです。

笠松将さん演じる、幸吉は毎年秋から春にかけて農村から蔵へ酒造りにくる蔵人という役ですが、職人気質な男性なのかそうでないのか気になるところですね。

たま(中村里帆)

https://mobile.twitter.com/nkmrrh_official 

主人公・万太郎の生家「峰屋」に奉公している女中・たまを演じるのは中村里帆(なかむらりほ)さんです。

中村里帆さんは高知出身の女優さんです。元は、「ニコラ」の専属モデルで現在は「mini」のレギュラーモデル、「Ray」の専属モデルを務めています。モデル業が充実していますが、テレビドラマへの出演も多数で、上野樹里さん主演「監察医朝顔」に田村聖奈役で出演しています。

過去に朝ドラのオーディションを受けておりその際は惜しくも落ちてしまったそうで、今回の朝ドラ初出演には並々ならぬ思い入れがあるそうです。働き者の女中さんという役ですので、幼い万太郎に元気を与えてくれる役だといいですね。

楠野喜江(島崎和歌子)

http://www.goldenmusic.co.jp/wakako_shimazaki.html

主人公・万太郎(神木隆之介)の故郷・高知で自由民権運動を支援する女性楠野喜江(くすのよしえ)を演じるのは島崎和歌子さんです。

島崎和歌子さんといえばバラエティのイメージが強いですが、時代劇の出演も多数で、大河ドラマでは「春日局」で女中役、「龍馬伝」では坂本千野で主人公・竜馬(福山雅治)の義姉役を務めています。
朝ドラは2回目で1999年に「すずらん」で常盤春子役を演じています。

また地元高知愛が深く、よさこい祭りのパレードに参加したり高知県観光特使を務めるなどもされています。今回は自由民権運動を支援する「民権ばあさん」の役をされますが強烈な印象を残しそうですね。というか年々きれいになっていかれる印象があります。はつらつとするっていいですね。

池田蘭光(寺島康文)

https://www.amuse.co.jp/artist/A0047/

主人公・万太郎が通うことになる学問所「名教館」の学頭・池田蘭光(いけだらんこう)にキャスティングされたのは寺脇康文(てらわきやすふみ)さんです。

寺脇さんといわば「相棒」シリーズで有名ですね。テレビドラマ、映画、舞台にと活躍され、岸谷五郎さんと企画ユニット・地球ゴージャスでは積極的に舞台を企画、個人でも多数舞台経験があります。神田沙也加さんの遺作となってしまった「マイ・フェア・レディ」も2013年、2016年、2021年とヒギンズ教授役で出演するなど演技力歌唱力にも定評のある俳優さんです。

今回は学問所「名教館」の学頭で、高名な学者だが、無類の酒好きで身なりに頓着しない変わり者という役どころで、モデルはおそらく伊藤徳裕(いとうのりひろ)号を蘭林(らんりん)という学者です。クールであまり笑わない先生なのでしょうか、登場がたのしみですね。

槙野ヒサ(広末涼子)

https://www.flamme.co.jp/actress/profile.phptalentid=1

主人公・万太郎(神木隆之介)の母・ヒサを演じるのは広末涼子(ひろすえりょうこ)さんです。

広末涼子さんも高知県出身の女優さんで、大河ドラマでは「武蔵」のお菊役、「龍馬伝」では平井加尾役を演じています。島崎和歌子さんとは「龍馬伝」で共演しています。数々のテレビドラマ、映画などへの出演経歴がありながら、意外にも連続テレビ小説への出演は初です。地元高知に関わるドラマで初出演というのはいいですね。

万太郎の母・ヒサのモデルは、久寿といい、家付き、いわゆる惣領娘です。家を絶やさない為に、夫を親族続きの家から迎えに入れたとあって病弱ながら苦労したというのがわかりますね。
親が早くになくなると劇中設定でもありますので広末さんの登場回数は少ないと思いますが、優しい母な広末さんをしっかりみたいですね。

槙野タキ(松坂慶子)

https://columbia.jp/artist-info/matsuzakakeiko/prof.html

主人公・万太郎(神木隆之介)の祖母・タキのキャストは松坂慶子(まつざかけいこ)さんです。

松坂慶子さんは多数のテレビドラマ、映画への出演経歴があり、大河ドラマだけでも「国盗り物語」の濃姫、「元禄太平記」の搖泉院、「草燃える」の茜・小夜菊、「春の波涛」の川上貞奴、「毛利元就」の杉の方、「義経」の平時子(二位尼)、「篤姫」幾島、「花燃ゆ」では毛利都美子、「西郷どん」では西郷満佐など9作登場しています。
幕末の舞台の大河の常連で、薩摩藩側を2回、長州藩側を1回出演しており、なくてはならない存在感を出しています。今でこそ、どっしりと構えた女性の役が多いですが、「江戸を斬る」シリーズなどではほんとにこんなきれいな人がいるのかと思うほど、可憐で結髪の似合う女性でした。

今回の舞台は幕末から昭和の最初にかけてですので、序盤に登場する松坂さんの髷姿がみれるでしょうか。厳し中にも凛として美しい松坂さんが見られそうですね。

主題歌はあいみょん「愛の花」に決定

「らんまん放送関連情報」

放送開始日2023年4月3日(月)より放送開始
放送日時BSP平日午前7:30~7:45 G平日午前8:00~8:15
放送局NHK
キャスト神木隆之介・浜辺美波・志尊淳・佐久間由衣・笠松 将・中村里帆・島崎和歌子・寺脇康文・
広末涼子・松坂慶子
脚本長田育恵
語り宮崎あおい
音楽阿部海太郎
主題歌あいみょん「愛の花」
制作統括松川博敬
プロデューサー板垣麻衣子、浅沼利信、藤原敬久
演出渡邊良雄、津田温子、深川貴志 ほか

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