らんまん第19話ネタバレ感想「自由と出逢いと」

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前回、万太郎(神木隆之介)と竹雄(志尊淳)は家を飛び出した綾(佐久間由衣)を探しているうちに、自由民権運動結社「声明社」の早川逸馬(宮野真守)と不思議な邂逅を果たすのです。

らんまん第19話ネタバレ、感想「自由と出逢いと」

前回、万太郎(神木隆之介)は竹雄(志尊淳)と共に綾(佐久間由衣)を探しているうちに自由民権運動結社「声明社」のリーダー早川逸馬(宮野真守)と演説で対抗し、すっかり気に入られてしまいました。一緒に活動しようと誘われ、声明社の活動場所に連れていかれる万太郎を見送り、竹雄と綾は二人あてもなく歩きます。

本当は高知に来るつもりはなく幸吉(笠松将)の村に行った、しかし幸吉は妻帯者だったと告白する綾に竹雄は掛ける言葉がありませんでした。
綾は自分が欲深いと嘆き、竹雄は生きていたら誰でも欲深いのだと慰めます。前にすすむために欲深いのだと、そこでそんな綾を慕っているまで言ったのですがそこから尊敬という言葉に言い換え告白できませんでした。
それでも綾は嬉しそうに頷き竹雄はいつも褒めてくれるし奉公人の鏡だねと返し本当の意図は伝わりません。
万太郎も前にすすみだしたという綾に竹雄は竹雄で小さいころは体が弱く人と関わるのを止めていた、自分がいつもいつも万太郎の邪魔をしていると悔恨するのでした。綾は悔やむ竹雄を夜店に誘います。にぎやかで心躍るものがたくさんある出店に感嘆し竹雄の手を取って盆踊りに誘います。それは竹雄にとっては夢のような時間でした。

一方、声明社のアジトについった万太郎は、夜も更けるのに熱く語り合う男たちに驚きます。寝床すらなく雑魚寝だというメンバーに大店の当主である万太郎は価値観が追いつきません。

逸馬は「面白い話をするくせに世慣れしてない。よほど恵まれていたな」と鋭く見透かし「虐げられたものはそれを忘れない。何の痛みも知らんもんはのんきでおれる。それだけで傲慢じゃ。おまんは?」と問います。
万太郎は自分は傲慢、けれどあの家に生まれたからこそ何も選ぶことが出来ないでいると返し、逸馬の問いに自由になりたいと伝えます。
万太郎はメンバーが読み解けない英語の本をすらすらと和訳し逸馬たちを驚かせます。万太郎は逸馬に自由とは思い思いにやりたいことをすることだろうかと問い、逸馬は家柄や国を飛び越えたりこの国を統べる人間になれたりすることだ。これはおとぎ話ではないといい実際にそれを見た人がいてその男と万太郎を引き合わせると言うのです。
その男の名は仲濱万次郎(宇崎竜童)、若いころ漁をしていて流され海外船に救出されそのまま海外で過ごし海外の知識をもって日本に帰ったため幕臣となった男ジョン万次郎。万太郎はまさか会えるとはと驚愕するのでした。

前回:らんまん第18話「綾を探して」
次回:らんまん第20話「人生後悔しない選択を」

らんまん第19話ネットの反応「自由に見え隠れする万太郎の傲慢」

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竹雄……使用人という立場だから自分の本当の気持ちに蓋をしなくちゃいけないのつらい…切ない…… #らんまん
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青年期特有の「くすぶり」。部室みたいなもんかい(←ちゃうよ)。
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竹雄は自分から「自分は奉公人、おこがましい」とか言うから「奉公人だから誉めてくれるんでしょ。誉め上手ね」と言われるのであって、万太郎の「姉ちゃんに気持ち伝えれば?」は今作においては『寧ろ迷える子羊にディレクションを示してやった』くらいに描いてるのがすごい
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万太郎が高知の神童、というのを知らなそうかなコイツらw
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どうも他の輩は英語の本を読めんかったみたいだ…。
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「あの家に生まれたばっかりに自由がない」でも万太郎、あの家に跡継ぎとして生まれたから何不自由なく暮らせて学問が出来て顕微鏡も買える。
あの家に産まれんかったら幸吉やタケオのように小さい頃から働き詰めに働かないけんでもっともっと自由はなかったろうね。
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そりゃあ万太郎さんは酒屋のお坊ちゃんだから恵まれてるかもしれないけど、ドはまりした植物学は稼業継ぐために諦めなきゃいけないし恵まれてるなりに満たされてないんだけどな。
それはそれで不自由被ってるし傲慢で強欲なんかな・・・
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万太郎は万太郎で見初められてるw
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志尊淳が、ただただかっこいいんだよな。。お慕い、しておりますっていってほしかった。あと、佐久間由依って背高いな。

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らんまん第4週あらすじまとめ

らんまん第19話ネタバレ感想考察「ジョン万次郎出てきた」

今回は竹雄と綾の恋模様と、万太郎の新しい出会いについて描かれました。綾は幸吉に、竹雄は綾に失恋…竹雄はここからの頑張り次第ですね。
今回出てきた仲濱万次郎ことジョン万次郎は漁中に流されてしまいアメリカ船に救われそのままアメリカで教育を受けた日本人として有名です。

坂本龍馬と同じ土佐藩の出身ですが、意外にも龍馬とは直接の接点がありません。ジョン万次郎の取り調べをした絵師の一人河田小龍から伝え聞いた万次郎の漂流談を聞いて海外に興味を持った程度の逸話しかありません。
そして自由民権運動をしたという逸話もありません。後藤象二郎や板垣退助に影響を与えたのは本当ですが、外交官としての活動はあっても政治活動は一切していませんでした。

ですので逸馬は本当に名もなき土佐藩士の活動家という位置づけなのかもしれません。今後後藤象二郎や板垣退助に拾われていけばまた登場回数も増えそうですね。

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