らんまん第42話ネタバレ感想「峰屋の窮状」

らんまん

前回、寿恵子(浜辺美波)は初めて最先端な西洋文化と出逢い、その好奇心から舞踏練習会に参加することを決めました。そんな寿恵子に高藤(伊礼彼方)は熱い視線を向けるのでした。一方、万太郎(神木隆之介)は藤丸(前原瑞樹)から今酒造が窮状に立っていると知らされるのです。

らんまん第42話ネタバレ感想「峰屋の窮状」

前回、寿恵子(浜辺美波)は高藤(伊礼彼方)の熱烈なオファーを受けついに舞踏練習会に参加することを決めました。寿恵子も新しい世界の仲間入りです。一方、波多野(前原滉)、藤丸(前原瑞樹)、堀井(山脇辰哉)らと植物学雑誌刊行に向けて熱く語り合う万太郎(神木隆之介)は、酒問屋の息子の藤丸から、今酒造が大変な苦境に立たされていることを知ります。

苦境とはどういうことかと聞くと藤丸は「政府が酒屋にしがみつくからさ」と返します。竹雄もまたここ数年酒税の値上げが著しいことを告げ、堀井も西南戦争以降明治政府の財政がガタガタで酒から巻き上げようとしているのだと言いました。
万太郎は峰屋は土佐一の酒造だから大丈夫だといい、竹雄も税金ごときで峰屋は揺らがない、何か勉学でご入用のものがあったらお言いくださいと返しその場は終わるのでした。

しかし峰屋は窮地に立たされていました。それまでの酒税は売れた時の収入から課税されていましたが、今は製造した時点で課税(造石税)されるのです。売り上げなどお構いなし、峰屋を訪れた役人は新酒の開発のために熟成していた酒にまで課税されるという暴挙っぷりでした。
役人たちが帰った後沈む綾(佐久間由衣)を市蔵(小松利昌)とふじ(石村みか)が、今年作ったものは今年売り切ったらいいと励ましますが、それは寝かせることが必須の商品開発が難しくなることを示唆していました。
祖母・タキ(松坂慶子)の元には万太郎からの手紙が来ていました。万太郎が東京大学の植物学教室に行けたことを喜ぶタキ、しかし寄る年波ですっかり衰えていました。綾は店の事が不安でしたがタキに寄り添い続けるのでした。

一方、東京大学植物学教室では田邊教授(要潤)が教鞭をとっています。連日の勉強疲れか居眠りしてしまった柴(岸野健太)、先日の学生のレポートの出来が悪かった指導が悪いと大窪(今野浩喜)をしかりつけかなり期限が悪い様子、万太郎も植物学雑誌の刊行を認めてもらいたくて声を掛けたりもしましたがうまく来ません。その日の夕方、郵便物を持って行って田邊教授の部屋を訪れた万太郎、どうにか糸口をつかもうと植物の話をしますが、その標本はもうあるだろうとけんもほろろ。その時ふと、バイオリンが目に入り万太郎は思わず「西洋の音楽と日本の音楽は違うのでしょうか?友人がシェイクスピアという作家は勧善懲悪とは違って生身の人間そのままを描こうとしてると、音楽もそうなのでしょうか?」と問いました。すると教授が興味があるのかと反応、万太郎はしめたとばかりに、野宮と西洋の植物画を眺めた時陰影があり奥行きがあったと続けると田邊は水を得た魚のように、人間の心や体への探求それが西洋の芸術の根幹にあたる、音楽においてもそうだと語りだします。すっかり気分が上がった田邊は週末の音楽演奏会に学生として万太郎を同伴すると言うのでした。
万太郎は波多野と藤丸に早速それを伝え次への望みをつなぐのです。

その日万太郎が帰宅すると綾から手紙が届いていました。綾は峰屋はみな息災であると書き綴ってありました。しかし実際はタキのしばしば発作を起こすなど芳しくありません。万太郎はそれを知らず植物学の研究に没頭することになります。竹雄はひとしれず少しだけ渋い顔をするのでした。

前回:らんまん第41話「舞踏練習会への誘い」
次回:らんまん第43話「鹿鳴館狂騒曲」

らんまん第42話ネットの反応「酒税えぐすぎ」

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大学の先生は基本変わり者が多いし
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らんまん、久しぶりに美しい綾様と峯屋のみなさんが見られたのは良かったけど不穏すぎて…
綾様からの手紙を読んだ時の竹雄のお顔から綾様好き好きオーラを感じ取りました😊
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しかし万太郎くん、英語はできたり植物の構造には興味深々だけど、世の中の金の回り方というか社会/経済構造はない、現在のジャパニーズの大半を占める人間の典型例ですね…
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「わしらが(植物の)雑誌で世界の度肝を抜いちゃるき」

自然科学の研究で国力を示す

今の日本政府への痛烈な批判のように感じたなぁ

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「らんまん」見終わる。万太郎の長所は天性の愛嬌に加えて、底抜けの楽観的な性格。「坂の上の雲」の序文で司馬遼太郎先生が、明治期の日本を理解する上で、黎明期の各分野をリードした人たちの、底抜けの楽観性は欠くことができないと書かれていたのを思い出したであります。
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酒を造った時点で課税させられたら、そら潰れるわ。今も昔も考えることアホかよほんま💢 #らんまん

らんまん第9週まとめはこちら

らんまん第42話ネタバレ感想考察「おばあちゃんそろそろ退場か」

今回おばあちゃんが急に衰えてきましたね。作中では年数が経った感じはしないのですが、史実では数年の間東京と高知を行き来した後に実家「岸屋」が潰れ人手に渡っているので、だいぶ端折られているのかもしれません。
綾姉ちゃんの史実の該当人物は牧野富太郎の二つ下の従妹・山本猶(やまもとなお)であることがわかりました。ドラマ放送までは名前くらいしかわからなかったのですが最近は知識人が多数でてきており判明してきたようです。
猶さんは祖母の差配で嫁ぎ岸屋の後始末まできっちりしたとあります。その後離婚して誰かと縁づいたのでしょうか。猶さんのその後はまだ深く言及されていません。
おばあちゃんの没後は肩身が狭くなったりしたのでしょうか。綾と同じで両親がいないのであれば、かなり難しい立場だったかもしれませんね。

次回:らんまん第43話はこちら

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