らんまん第3話ネタバレ感想「その名はバイカオウレン」

らんまん

前回、天狗を名乗る男(ディーンフジオカ)に会った万太郎(森優理斗)。分家の男たちの口からでた心無いセリフに気持ちを昇華することが出来ないでいます。

はたして天狗は、万太郎の心を軽くすることができるでしょうか。今回は万太郎が「生まれてこなければよかった」と言われた、と告白するところから始まります。

らんまん第3話ネタバレ、感想

第1話で豊治(菅原大吉)と紀平(清水伸)に言われた「万太郎は生まれてこなければよかった」という言葉は、母・ヒサ(広末涼子)にそんなことはない、と否定されても、なおも万太郎の心をむしばみました。
居ても立っても居られず家を飛び出した万太郎は、諸国を漫遊してきたという天狗を名乗る男(ディーンフジオカ)に自分に起きた出来事を吐露します。

すると天狗は「そんなこと言う子供は頭から食ろうちゃる!」と万太郎を抱え上げます。万太郎は驚いて暴れますが「頭からバリバリ食ろうちゃる!」と天狗は放してくれません。

もう危ない!と目を閉じた万太郎に天狗は声を掛けます。気づくと天狗の肩に乗せられていた万太郎、普段目にすることのない大人の高さの視線にわぁと声を上げます。

天狗は「生まれてこなければよかった命は一つもない。同じ命も他にはない。己の心を燃やして何か一つ成せ。お前も大きゅうなったら何でもできるようになる」
と諭し、万太郎の心に強く刻まれるのでした。

 

しばらくすると二人の武家の男たちが天狗によってきます。天狗のことを坂本さんといい、下関にいることになっているのに目立つなと言っている様子。万太郎を見て「もしわしに息子がおったらこんな風に遊んだ」と目を細め足場やに去っていきます。

 

天狗=坂本と入れ替わるように母・ヒサ(広末涼子)、姉・綾(太田結乃)、竹雄(井上涼太)が万太郎をみつけ、ヒサはよろけながらも万太郎を抱きしめます。
竹雄から誰かといた?と聞かれた万太郎は天狗といた、と返します。訝しげな綾と竹雄でしたがヒサは白くて小さく咲いた花を見て「おったかもしれんね。天狗が春を連れてきた。これお母ちゃんが一番好きな花」とほほ笑みます。
この花の名前は知らないけど、どうしてこんな花が咲くのか不思議じゃね、と続ける母の顔はとても美しく、天狗の言葉と共に心に刻まれるのでした。

 

帰宅した万太郎たちを待っていたのは鬼の形相の祖母・タキ(松坂慶子)、今日は大切な蔵人たちをねぎらう日に何をしてるのだとみんなの前で叱咤します。祖母の立場上そうするしかありません。
後ろでは、陰口を言っていた豊治(菅原大吉)、伸治(坂口涼太郎)、紀平(清水伸)がせせら笑っています。

万太郎は涙をこらえ治(菅原大吉)と紀平(清水伸)に言われた「万太郎は生まれてこなければよかった」という言葉は、母・ヒサ(広末涼子)にそんなことはない、と否定されても、なおも万太郎の心をむしばみました。

居ても立っても居られず家を飛び出した万太郎は、諸国を漫遊してきたという天狗を名乗る男(ディーンフジオカ)に自分に起きた出来事を吐露します。

 

すると天狗は「そんなこと言う子供は頭から食ろうちゃる!」と万太郎を抱え上げます。万太郎は驚いて暴れますが「頭からバリバリ食ろうちゃる!」と天狗は放してくれません。

 

もう危ない!と目を閉じた万太郎に天狗は声を掛けます。気づくと天狗の肩に乗せられていた万太郎、普段目にすることのない大人の高さの視線にわぁと声を上げます。

 

天狗は「生まれてこなければよかった命は一つもない。同じ命も他にはない。己の心を燃やして何か一つ成せ。お前も大きゅうなったら何でもできるようになる」

と諭し、万太郎の心に強く刻まれるのでした。

 

しばらくすると二人の武家の男たちが天狗によってきます。天狗のことを坂本さんといい、下関にいることになっているのに目立つなと言っている様子。万太郎を見て「もしわしに息子がおったらこんな風に遊んだ」と目を細め足場やに去っていきます。

 

天狗=坂本と入れ替わるように母・ヒサ(広末涼子)、姉・綾(太田結乃)、竹雄(井上涼太)が万太郎をみつけ、ヒサはよろけながらも万太郎を抱きしめます。

竹雄から誰かといた?と聞かれた万太郎は天狗といた、と返します。訝しげな綾と竹雄でしたがヒサは白くて小さく咲いた花を見て「おったかもしれんね。天狗が春を連れてきた。これお母ちゃんが一番好きな花」とほほ笑みます。

この花の名前は知らないけど、どうしてこんな花が咲くのか不思議じゃね、と続ける母の顔はとても美しく、天狗の言葉と共に心に刻まれるのでした。

 

帰宅した万太郎たちを待っていたのは鬼の形相の祖母・タキ(松坂慶子)、今日は大切な蔵人たちをねぎらう日に何をしてるのだとみんなの前で叱咤します。祖母の立場上そうするしかありません。

後ろでは、陰口を言っていた豊治(菅原大吉)、伸治(坂口涼太郎)、紀平(清水伸)がせせら笑っています。

 

万太郎は涙をこらえ杜氏・寅松(嶋尾康史)らに向き合い、「お酒のことはわからないけど、みんなが歌う歌が好き、みんな歌を聞くと熱が出ているときに聞いたらぐっすり眠れる、また峰屋にきてくれますやろか?」と言います。寅松は膝を折り、万太郎に目線を合わせると「坊、ありがとううございます。わしらも峰屋で働くのは幸せですき、また秋になったら参ります」と蔵人たちとほほ笑みます。

意外な万太郎に分家3人以外は満足そう、祖母・タキも大いに驚くのでした。

 

万太郎は部屋に戻り懐から大切そうに母とみた白い花を眺め、一方祖母・タキは竹雄を呼び、万太郎のお目付け役に任じました。
ヒサは外に出たせいで熱を出し寝込んでいましたがそこには墨だらけになった万太郎から今日見た白い花の絵が差し入れられました。これなら枯れんね、と言うヒサに万太郎は部屋の外で嬉しそうにするのでした。

 

後日、峰屋には深尾家家臣・塚田昭徳(榎本孝明)が訪れ女手一つで峰屋を切り盛りするタキをたたえていました。昭徳は今世の中が変わろうとしていて、浮足立つものがいる、と警鐘を鳴らしに来たのでした。
タキは峰屋は深尾のお殿様に引き立てられ150年間のれんを守ってきた、峰屋の忠義は変わることはないと返します。

万太郎ははじめて昭徳に引き合わせられました。礼儀正しい万太郎を気に入った昭徳は武家や若君が通う学問所「名教館」に万太郎を入れる口利きをします。今の時世を考えたら武家だけではなく町人の視点も必要だろうという昭徳、それもそのはず、土佐藩からは大政奉還の意見書が出されたのです。世の中が変わることを昭徳は肌で感じていたのでした。

小さな万太郎にはまだわかりません。無邪気に庭の花を眺め、お母ちゃんはきっと元気になる、そう祖母に微笑むのでした。

前回:らんまん第2話「天狗が現れた!」

次回:らんまん第4話「母の容体」

らんまん第3話ネットの反応「竹雄つらいかも」

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幼い万太郎の心にずっと残って大人になっても事ある毎に思い出すんだろうなぁ
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#らんまん
子供の時、お母さんが教えてくれた「花」って忘れないよね。
お母さんが好きだと言ったその「花」
を自分も好きになるよね。
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当主の子は当主、番頭の子は番頭、そんな時代か…
#らんまん
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武雄、まだ子供なのに重責を背負わされたなぁ… #らんまん
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万太郎役の中の小さい役者さん、鎌倉殿では金剛されてた。素直な素敵な演技で、朝から泣いてる。澄んだ瞳って凄いわね。

1話から3話までは一日の出来事でしたが、後半になって一気に物語が動いていきますね。

万太郎が植物を大切にするきっかけ、命を大事にするきっかけ、そして竹雄の肩にかけられた重責、目が離せませんね。

らんまん第1週まとめはこちら

らんまん第3話ネタバレ感想考察「龍馬と会うのはこれきりかも」

天狗の男はとうとう自分の名前を名乗りませんでした。坂本龍馬は大政奉還が行われた直後、慶応3年(1867)に京都河原町の醤油商・近江屋に潜伏していたところ襲撃され暗殺されました。

犯人は当時から様々な憶測が流れ、新選組である、京都見廻組である、またトンデモ説で岩倉具視の命令での暗殺であるなど現在に至っても断定されていません。

ただ龍馬を切ったとされる刀は京都見廻組隊士・桂早之助(かつら はやのすけ)の所有とされ京都見廻組説が有力となっていません。

今回3話の最後で、土佐藩から大政奉還の意見書が出された、とのことですので、龍馬と万太郎が出会うのはこれきりかもしれませんね。

しかし、史実の万太郎、牧野富太郎の実家は坂本家と縁がある酒蔵に買い取られたので死ぬ前に坂本家に万太郎の話をしていた、なんてエピソードをいれてくる可能性もあります。

そこで初めて天狗の男が坂本龍馬であったと知るなんて劇的展開があってもいいかもしれません。

「らんまん」槙野万太郎のモデル牧野富太郎についてはこちら

お話の最後に名教館に万太郎を入れるという話も出てきました。

大政奉還が行われたあとの学問所で万太郎がどう過ごすのか展開が楽しみですね。

次回:らんまん第4話ネタバレ感想はこちら

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