らんまん第27話ネタバレ感想「トランク盗まれる」

らんまん

前回、東京に来た万太郎(神木隆之介)と竹雄(志尊淳)でしたが、その荷物の多さから予定していた下宿先に書生として入ることができなくなってしまいました。初日から前途多難な万太郎らにさらに事件が舞い込みます。

らんまん第27話ネタバレ、感想「トランク盗まれる」

前回、万太郎(神木隆之介)は竹雄(志尊淳)は、博物館の野田(田辺誠一)、里中(いとうせいこう)らと会った後広瀬佑一郎(中村蒼)と再会しました。すっかり立派になった佑一郎は土木工学を学び工部省に勤めるお役人となっていました。しかしその佑一郎の口利きで決まった下宿先も万太郎の荷物の多さから滞在できない羽目になってしまい、初日から宿無しとなってしまうのでした。
万太郎たちは早速東京大学周辺の下宿先を手当たり次第に回りましたがやはり荷物が決定打となりすべて門前払いとなってしまいます。竹雄は荷物がふえることは黙っていないと決まるものも決まらないと言いますが、万太郎はあとから出る事になるよりはいいと反論、入ってしまえばどうとでもなる若は世間知らずだと竹雄は非難し揉めてしまいます。
腹が減るから険悪になる、と万太郎は昼食を提案、竹雄は節約しないとと言いますが、万太郎がチョイスしたのは前に食べた牛鍋の店でした。牛鍋屋に入る前に荷車を路地に置かせてもらいました。
路地ではガラの悪い男たちがひしめいてします。万太郎が「荷車にのっていたトランクは貴重なものだからこれだけは持っていきます」と話しているのを男たちの一人・倉木隼人(大東駿介)は聞き逃さず鋭い眼光でみていました。万太郎はすでにその時点で標的になってしまったのですが世間知らずの万太郎は気づきもしません。
牛鍋屋ではこれからの試算を話し合いますが竹雄は現実的、万太郎は仕送りに頼るといいここでも落差が、二人はまだまだ揉めそうです。牛鍋を堪能した後二人はまた荷車を押して下宿先を探し途中神社に立ち寄ります。
田舎者の二人は荷物から手を離さないという概念がなく、荷車を放置してしまい、トランクはまんまと盗まれてしまうのです。
大慌てで街中を探し回る万太郎らは「白梅堂」という博覧会で食べた菓子屋の前を通り過ぎます。そこは西村寿恵子(浜辺美波)の店でしたがまたもニアミスしてしまいます。
万太郎たちは中尾屋という質屋の主人・中尾(小倉久寛)とトランクが質入れされていないかと話しているとそこに、えい(成海璃子)という女性がトランクを質入れに来ました。急ぎ50銭でいいから買い取ってくれというえいに万太郎は「そのトランクを見せてくれ。中にM.Mという刺繍があるかみたい」そして竹雄は「そんなあつらえたばかりの新しいトランクを質入れするんですか?」と問いますが、えいは自分のものだと言い張ります。
中尾はこれは金にできないと断ると、えいはトランクを置いたまま足早に去ってしましました。中尾はトランクが万太郎のものだと察し返してくれ、えいは「草長屋」の住人だからいろいろとあるとあまり治安のよくない場所に人間であることを教えてくれました。万太郎らは早速草長屋にいってみると大量のドクダミが生えているのを見つけます。ドクダミが生えるのは日が照っていない証拠、暗い鬱々とした長屋で一人の男が焚火をしていました。何を燃やすのかとみるとそれは万太郎の標本、今まさに火にくべようとしているところを慌てて止めに入るのでした。

前回:らんまん第26話「いざ東京」
次回:らんまん第28話「草長屋」

らんまん第27話ネットの反応「坊ちゃんさぁ」

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この時代に庶民が「MM」なアルファベット,解るんじゃろか?ドロドロドロ
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そこまで臭うほどのドクダミの量って。
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実家からの仕送りに頼っていた状況だったことは実話通り。その仕送りによって峰屋の経営が圧迫していったことも事実らしい。万太郎は植物研究への「好きゆう才」はあれど世間知らずで生活力はないということ。それを適当に美化せずリアルに描いているのがとてもいい。
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浜辺美波は和服だと三倍増しぐらい可愛くなるな。デコ出し似合うよね。
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縁結びの神にお祈りする(なおカバンは失う)
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盗られたばっかりなのにまた荷物を置きっぱなしにして…坊っちゃんさあ…
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竹雄はさー、小さい頃に万太郎が近所の子供たちと遊ぼうとしたのを止めたのず~っとめちゃめちゃ気にしてるんじゃないかな……
だから白梅堂の名前まで覚えてるんだよ…… #らんまん #朝ドラらんまん

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らんまん第6週あらすじまとめ

らんまん第27話ネタバレ感想考察「この頃の住居について詳しい記述はない」

今回は家探しから、置き引きに遭い長屋にたどり着くという田舎者が都会出て遭う洗礼を一通り浴びた展開になっています。万太郎は4回上京していますが、時系列的に今回は2回目になります。この頃どこに住んでいたか記述は出回っておらず、4回目の上京で寿恵子と結婚、東京根岸に居を構えたとあります。
第2回の上京の時も書生始まりで仕送りに頼る生活であったころからおそらくは東大近郊に住んだと考えられますが不思議とその記述がないのが疑問です。
東京麹町の下宿から東大に通う道すがらに寿恵子の家が経営する菓子屋がありそこで出会ったと言いますから草長屋もおそらくそのあたりでしょう。
住居跡がしっかり知らされているのは高知県佐川町の生家、そして後半生30年住んだ東大泉にある牧野記念庭園です。それまでは借家で大家の意向もあって公表しないのかもしれません。今ですと人も殺到しますし。
作中はそのまま草長屋に住むと思いますが晩年までここなんでしょうか。
寿衛子は母が芸姑置屋を営んでいたという話もあり、芸者とお客さんが遊ぶ待合茶屋を後々営むことになり、それが渋谷荒木山の場所に会ったといいますからその近くに転居する可能性もありますね。転居遍歴をみるとまた違った楽しみ方ができると思います。

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