らんまん第13話ネタバレ感想「運命の人」

らんまん

前回、綾(高橋真彩)と幸吉(笠松将)は酒造りを通して急接近、竹雄(志尊淳)は一人焦燥に駆られます。
一方、例年通り順調に完成した峰屋の「峰の月」、この酒を持って万太郎(神木隆之介)は念願の東京に旅立つのでした。

らんまん第13話ネタバレ、感想「運命の人」

前回、ついに東京への旅路に出た万太郎(神木隆之介)と竹雄(志尊淳)、佐川から高知までは徒歩、そこから蒸気船で神戸まで、神戸からは汽車で京都、京都からはまた徒歩で鈴鹿峠を越えて四日市、そこからまた蒸気船にのり横浜へ、横浜からは汽車にのり東京新橋へ…今では考えられない道程を経ての到着でした。
新橋駅に着いてからの二人は期待に満ちていました。互いにはぐれるなよなんて笑いながら若者ふたりとても楽しそう。

 

東京の上野公園で開かれた第二回内国勧業博覧会は出品数33万点、4か月の開催中に32万人以上が来場し大盛況となった博覧会です。
異国の服を着た女性たち、たくさんの物珍しい出品物に二人は一層目を奪われます。
外ではこれまた物珍しい駄菓子や団子、金太郎飴なども売られています。出店の一つに、カルメ焼を売っている白梅堂というお店が。初めて触れる味に感動する万太郎、店主の西村まつ(牧瀬里穂)少年のような笑顔で感動を伝えます。ますますテンションが上がってしまった万太郎はそのまま行ってしまい、竹雄とまつは笑い合います。
二人が行ってしまった後、まつの元に美しい娘が戻ってきます。娘の名は西村寿恵子(浜辺美波)、万太郎と出会うのはもう少し先になるのでした。

 

時間が来ていよいよ日本酒の品評会が始まります。灘の松屋(村上かず)、伊丹の丸川屋(イッキ)、山形の池田屋(佐藤正宏)が声を掛けてきます。なかなかに会うことのない蔵元同士、酒を酌み交わそうと万太郎に酒を勧めてきます。飲まないわけにはいかず万太郎は飲み干しますが、彼は下戸、途端に視界が回ってしまうのです。
分家も家の者も皆飲めるのに自分だけ下戸、実はそれがまた万太郎を傷つけていました。

草花は一等万太郎の心の拠り所になるのです。

 

白梅堂のまつと寿恵子はお客たちが一か所に向けて大勢駆け寄ってる姿に何事かと覗きに行きます。そこには酒に酔った万太郎が木に登り草花に話しかけている姿がありました。

木に話しかける万太郎の姿に人々は驚きます。万太郎が落ちそうになるとたまらず寿恵子が「降りてください!」と話しかけ、万太郎は寿恵子の美しさに驚きます。万太郎に優しく話しかける寿恵子に一目ぼれします。

駆け寄る竹雄に
「おまんの言う通りじゃった、理屈じゃないき。一目見ただけでわっとしただ。心が震えた。あんなにかわいい人がこの世におるがじゃのう」

茫然とするように口を開く万太郎、そこに先ほどの松屋、丸川屋、池田屋が万太郎を探しに来ます。
内務卿が来る、あんたは一番年若い蔵元だから声をかけてもらえるかもしれないとわざわざ声を掛けに来てくれたのです。
寿恵子を探そうとした万太郎ですが3あえなく人に抱えられていくのでした。

前回:らんまん第12話「綾の葛藤」
次回:らんまん第14話「万太郎がいるべきところは」

らんまん第13話ネットの反応「博覧会の会場は牛久シャトー」

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らんまん、もですが、時代劇、劇中に今の改良園芸種が出て来るのは抵抗あり。
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美人親子だなぁ☺️ #らんまん
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竹雄がの叫びがだんだん「ゔぁかー!💢」になってきてる気がする
#らんまん
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博覧会の会場 牛久シャトー
#らんまん #ロケ地
https://oenon.jp/ushiku-chateau/
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明治14年だと汽車は東海道開通してないのね。
#らんまん
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そうか…明治の最初の頃は京都から鈴鹿峠越えて四日市まで出ないといけなかったんや…
追い剥ぎや山賊がいたり悪天候で斬られたり行き倒れたり無事に着けないことが多かったんやろうな…
横浜までが遠いな
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竹雄がどうみても田舎からでてきた人じゃない。
#らんまん

今回は浜辺美波さん初登場回でした。牧瀬里穂さんとの美人親子、そして佐川での鬱積した雰囲気もなく無邪気な万太郎と竹雄をさらっと視聴できた方が多かったみたいです。楽しい方が良いですもんね。

さっとあらすじを読みたかったらこちら
らんまん第3週あらすじまとめ

らんまん第13話ネタバレ感想考察「この頃の内務卿は顕義(やまだよしあき)」

今回のらんまんは、万太郎と竹雄が楽し気にしている姿がとても可愛らしかったですね。相変わらず万太郎は竹雄に心労を掛けますが、はしゃぐ二人の姿は佐川での抑圧された雰囲気から解放されていて見ていて心地の良い人も多かったのではないでしょうか。

今回はとうとう浜辺美波さんが出てきましたね。白梅堂というお店の娘という役、いかにもな一目ぼれシーンでしたがこれから土佐に戻る万太郎は植物学者として東京に出ない限り出逢いはなさそうですね。

それからやはり史実の牧野富太郎の最初の妻であった、牧野猶ポジションの女性は出てこなさそうです。佐川パートがさらに鬱々としてしまうのでしかたないですが、猶さんのご親族が見られたら悲しいでしょうね。

 

さて今回の内国勧業博覧会の開催時の内務卿は第1回の大久保利通とは違い山田顕義という方で大久保利通とは違い長州閥の出身です。49歳という若さで亡くなったことと名だたる人々が多すぎたことで時代劇などでもあまり名前は出ませんが、高杉晋作に大村益次郎の次に軍を率いる人物として名を挙げられていますし輝かしい軍歴もあります。
また司法にも携わり、ロシア帝国のニコライ二世が皇太子時代に日本で襲われた際には、犯人への死刑適用などの法整備に奔走するなど歴史の要所要所で動いてる人物でもあります。
2012年には「知られざる幕末の志士 山田顕義物語」という作品もでておりHey! Say! JUMPの山田涼介、渡哲也が演じていますのでチェックしてみてもいいかもしれません。

次回では1シーンでも内務卿と万太郎の会話シーンがあるでしょうか。あるとまた楽しいですね。

今回蔵元が3人出てきました。牧野富太郎は神戸の実業家に後々助けられることになりますが、その際灘の松屋さんが仲介に出る、なんて展開もあるかもしれません。様々な伏線が貼られていそう…なんて考えるとまた楽しみが出てきますね。次回も楽しみです。

次回:らんまん第14話はこちら

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