らんまん第104話ネタバレ感想「VIPとの出会い」

らんまん

前回、寿恵子(浜辺美波)は結婚に際し不義理を働いてしまった叔母・みえ(宮澤エマ)の元を訪れ謝罪。みえは怒るどころか寿恵子のことを痛く心配しており、百圓を用意し、みえ夫婦の店「巳佐登」で仲居として働かせるなどあれこれ世話を焼いてくれたのでした。

らんまん第104話ネタバレ感想「VIPとの出会い

前回、槙野家の家計切迫にあえぐ寿恵子(浜辺美波)は、結婚時不義理を働いた叔母・みえ(宮澤エマ)に会いに行きました。謝罪と金銭的援助を頼むためでしたがかなり怒っていたと聞いていた寿恵子にとっては身の竦む思いでした。
再会したみえは当初厳しい顔でしたが、小言のあとに「もっと早くきなさいよ」と寿恵子を抱きしめたのでした。寿恵子の母・まる(牧瀬里穂)からも金銭的に厳しくなっていること、長女・園子を亡くしたことも聞いており終始心配していてました。
子供のいないみえにとって寿恵子は可愛くてかわいくてたまらない姪でした。寿恵子の性格をよく知るみえは、借金の額を聞き、利子だけでもと頼んできた寿恵子に詰めが甘いと説教をしたあと、百圓を前金として用意し自分の店「巳佐登」で働くように手筈を整えてくれたのです。
そして叔父の太輔(遠山俊也)もこの店で政治が動くこともある、どんな縁をつなぐかが重要だと言い万太郎(神木隆之介)の仕事の縁を繋げるように示唆してくれたのです。
そして仲居と働く初日、寿恵子はいきなり大物と出会うことに。それは三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎の弟、岩崎弥之助(皆川猿時)だったのです。弥之助は寿恵子が本当に自分のことを知らずに話しかけてくるのでその初々しさに笑ったのでした。

一方、夜に寿恵子が家を空ける間育児を担当した万太郎(神木隆之介)は子供たちにせがまれて本を読もうと寿恵子の葛籠(つづら)を開けるとそこにあった妻の愛読書の八犬伝がなくなっていました。子供たちに聞くと中尾のおっちゃんのところ、返され質入れされていることを知ります。子供たちが寝静まった後、万太郎は初めて寿恵子が付けている家計簿に目を通しました。かなり切迫した金額は「ギリギリ」どころではありません。彼女がいかに切り詰めてきたかを改めて知るのです。

夜、「巳佐登」は一気に忙しくなります。上客の趣向など店の者はすべて熟知しており皆てきぱきと動き寿恵子は驚くばかりです。
寿恵子が上がった座敷には、三菱財閥を継いだ岩崎弥之助、通産省鉄道庁の相島圭一(森岡龍)、政治家の掛川道成(鈴木壮麻)など名だたるメンツが集まっていました。
そこに菊千代(華優希)という美しい芸者が集まり場は大盛り上がり、そこで気をよくした弥之助は菊千代にちなんで菊の話をはじめ最後には「菊の花を持ち寄って”菊比べ”をしよう」と発言します。
出品は誰でも構わない、一等の菊は弥之助が五百圓進呈し、政界の大物で菊好きの大隈重信に送ると言うのです。五百圓と聞いて寿恵子の目も輝きました。

夜半、店の営業を終えて十徳長屋に帰宅した寿恵子を万太郎は労い方を揉んでやります。
寿恵子は自分の母やみえ叔母さんが歩んだ道を今まで全く知らなかったが、今日あそこで「吉也」の名でてっぺんに上り詰めたという母がいかに血反吐を履く努力をしたか思い知った、自分がつま先を踏み入れたからにはもう少し知ってみたい世界だと言いました。
万太郎は料亭というものにはいろんな客がくるというので寿恵子のみを案じますが、寿恵子は無邪気に岩崎弥之助が来たと言って万太郎を驚かせます。また高藤の時のようになるのではないかという万太郎を寿恵子はあの時とはちがうと笑い飛ばしました。
寿恵子はみえ叔母さんの店は格式が高いから変なことをする客はすぐに出入り禁止になる、万太郎さんこそ植物採集の時はどこに泊まってるのですか?とその際誰かと会っていないかと暗にいうと、自分はすえちゃんだけだと焦り、寿恵子はさらに笑って自分も万ちゃんだけですと言うのでした。

朝になり、長屋では子供たちをみてくれるお礼もかねてりん(安藤玉恵)と久兵衛(住田隆)に朝食を振舞っていました。二人は子供たちに手をかけてくれるのか槙野家の子どもたちはとてもなついています。
万太郎も寿恵子もとても頑張っているのだから、昔みたいに富くじとかないのかね、犬飼ってここ掘れわんわんでざっくざくにならないかね、とりんと久兵衛が話していると寿恵子はふと昨日の話がよぎります。
そして、菊を取ってきてほしいと願うのですが、それは夫の植物に対する心意気を無視するような意図でもあるのでした。

前回:らんまん第103話「愛する姪へ」
次回:らんまん第105話「植物学者の妻と菊」

らんまん第104話ネットの反応「寿恵ちゃん賭ケグルイの血が騒ぐのか」

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らんまんの菊。想像つくぞ。万太郎に頼んだら学術的には素晴らしいけど岩崎様の気に入ったものは取ってこない気がする。すえちゃん気を付けるんだ!
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#らんまん #華優希 菊千代さん、凛としてきれいでカッコよかったです。はいからさんの元気でかわいいイメージとはまた違って素敵💕たくさん出番がありますように😀
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もうほんと皆川さんかわええ〜🥳
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この話の流れからすると
寿恵子は万太郎のパトロンまで見つけてくるのか
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万太郎、ちょいちょい、蛙の文鎮出てくるけど、下戸、ゲコに掛けてるんだ?
#らんまん
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やはり勝負事になると寿恵子は賭ケグルイの血が騒ぐのか。#らんまん
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「わしが好きながは寿恵ちゃんだけじゃ」
「知ってますから。わかるでしょ、私も万ちゃんだけ」
これは子沢山になりますわ。#らんまん
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「らんまん」、大隈さん出るかな。
また大倉さんがいいな。佐賀弁バリバリで。
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「お父ちゃん、ご本読んで」
借金だらけの金銭出入帳を読み上げる万太郎。#らんまん
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「ワシが好きながは寿恵ちゃんだけじゃ」

(´ー`*)ウンウン、知ってる。
寿恵ちゃん以外の女性には、植物以下の興味しかないですよね。

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でね、万太郎が大隈重信に気に入られて
東大にまた出入りして版元が見つかって図鑑ができて
大金持ちにはなれないけど少し貧乏な生活から抜け出すの😁

そんな思う通りに行かないのがらんまんのいいところなんだけどね😂

らんまん第21週まとめはこちら

らんまん第104話ネタバレ感想考察「うまいタイミングで夫婦いちゃいちゃ」

今回、久しぶりに万太郎が嫉妬心を出すシーンがありましたね。高藤さん相手に奪ったとき以来ではないでしょうか。お寿恵ちゃんにいつもありがとうありがとうと言っていましたが、苦労を掛けるシーンばかりで頭だけ下げていれば妻が言うことを聞いてくれる…みたいな感じにも見えてお寿恵ちゃんが気の毒であったのですが、今回しっかりやきもちを焼いて、お寿恵ちゃんもちゃんと万太郎だけだと返していたのでなんだかちょっとホッとしましたね。
というか、今万太郎が捨てられてしまったら彼はどう生きるんでしょうね。生活力皆無ですが。

次回:らんまん第105話「植物学者の妻と菊」

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