前回、野田基善（田辺誠一）、里中芳生（いとうせいこう）たちに会い植物学への道にのめりこむ万太郎（神木隆之介）にとうとう竹雄（志尊淳）の不満が爆発しました。何があっても峰屋の当主である、その現実を突きつけられた万太郎は東京を去る日、また寿恵子（浜辺美波）と再会するのでした。
らんまん第16話ネタバレ、感想「土佐に吹く風」
前回、東京で浮かれまくる万太郎（神木隆之介）は竹雄（志尊淳）に手痛い現実を突きつけられました。
土佐では姉・綾（佐久間由衣）たちが船着き場まで出迎えに来ていましたが、船を降りて万太郎が一番に声を掛けたのは佐川の地に生える植物、綾たちは相変わらずの万太郎に笑うのでした。
町中を歩きながら東京での出来事を話しているとにわかに人が集まり力強く語る男がいました。「声明社」リーダー・早川逸馬（宮野真守）が「権利は男も女も皆平等にある」と高らかに叫び人々を引き付けるのです。
その言葉に楠野喜江（島崎和歌子）という女性は「夫が無くなり、自分が働き一家の税金を納めてきた。だから自分にも政治に参加する権利があるはずだ」と叫びます。この頃はある一定のお金を修めた男性にしか投票の権利がなかったのです。
武士も平民も平等というのなら男も女も平等でなければおかしい、その言葉に綾（佐久間由衣）の心は大きく揺れ動きます。演説会が終わると喜江は綾を見つけ、この演説会はおなごの為のものでもあるぜひ来て、と綾を誘うのでした。
峰屋に戻ると、タキ（松坂慶子）をはじめ一同揃って内国勧業博覧会の様子を話す場ができていました。
清酒部門での結果発表はまだだがあの場に峰の月を出品できただけでも誉れ、これからは日本中が峰屋の客だという万太郎に綾もタキも市蔵も満足げ、峰屋の家人たちも万太郎が見違えたと活気づきます。
万太郎が立派になると都合が悪い分家3人もお土産だけはちゃっかり持って帰るありさま、おおよそ平和な時間が流れるのでした。
祖母・タキ（松坂慶子）は植物のほうはどうだった？と聞くと万太郎は夢のような時間であったと言い微笑みますが、しかしこれで植物の研究は終わると告げるのです。
意外な発言に竹雄（志尊淳）とタキは目を見開きますが、植物の研究は東京にいなければ出来ないことが確信できたと返す万太郎。
海外に比べて日本の植物学は赤子、嫌いになりましたとまで言い切り部屋を後にするのです。
タキは思わず竹雄を呼び止め万太郎の真意を聞きますが、もう東京にはいかないというのは本当だと伝えます。タキから去った後、竹雄は自分の言動のせいで万太郎が植物学から距離を置こうとしていることに気づいてしまいます。
そして万太郎は、野田（田辺誠一）らと会った思いを胸に、植物学の本一式をしまい込んでしまうのでした。
翌日、万太郎は番頭で竹雄の父・市蔵（小松利昌）に酒蔵が見たいと伝え市蔵を感激させ、綾ももう1つ酒を造って峰屋を助けたいと気張るのです。
その日峰屋には高知の呉服商松屋が訪れます。なんと松屋は博覧会での峰屋の評判を聞きつけて万太郎に縁談を持ってきたのです。
さらに活気づく峰屋ですが一人竹雄の心は晴れません。たまらず話を聞いてほしいとタキの部屋を訪れるのでした。
前回：らんまん第15話「あの人の面影」
次回：らんまん第17話「タキの暴走」
らんまん第16話ネットの反応「宮野真守登場にびっくり」
万太郎くんの気持ち…
竹雄の後悔…
綾ちゃんの気持ち…
せつないよ～😭😭💦💦
#朝ドラらんまん
大奥様お見通し。
宮野真守さん登場にTwitter上は活気づいていましたね。
さっとあらすじを読みたかったらこちら
らんまん第4週あらすじまとめ
らんまん16話ネタバレ感想考察「上げた気持ちを叩き落す残酷さ」
先週までの万太郎は、憧れの植物学者たちに会うなど本当に夢のような時間を過ごしていましたが、竹雄の一言で当主としてやらなければならないことがある現実をようやく理解するという回でした。
少年のように笑顔を向けていた万太郎が、戻ると作り笑いをしだすのですが、ようやく当主としての自覚が…と周囲は喜んでしまいます。
峰屋としては一番正しい形ですが、万太郎の犠牲の上になりたつといった構図は心苦しいですね。
しかし結局そうしなかったために、峰屋は…な展開なのですが。
おばあちゃんは万太郎の無理に早々に気づいていましたね。竹雄も自分が言ったことをおばあちゃんに伝えるようですし明日の展開はどうなるのでしょうか。次回もたのしみですね。
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