こちらは忙しい人のためのNHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」の第20週のあらすじ、ネタバレダイジェストをお伝えします。
その回に出演している俳優も網羅しています。
らんまん第20週「キレンゲショウマ」ネタバレ、まとめ
第96話「ミントのように縁を増やして」
山元虎鉄(寺田心)との出会いをきっかけに万太郎(神木隆之介)の元には土佐の小学校教師らから植物について尋ねる手紙が届くようになる。
それから3年の月日が流れ、寿恵子(浜辺美波)はお腹に新しい命を宿していた。千歳は4歳に、百喜は2歳、可愛い盛りだが育児に奔走する日々だ。
そして万太郎は全国の植物愛好家たちと手紙のやり取りを行うようになっていた。
そんなある日、十徳長屋に波多野(前原滉)と藤丸(前原瑞樹)がやってくる。再会を喜んでいるとそこへ強面の男が姿をあらわるのだった。
【子役】山本花帆、諏訪結衣、二ノ宮陸登
第97話「寿恵子の話術」
槙野家にやってきたのは借金取りの磯部(六平直政)であった。万太郎の研究費のせいで借金は膨大な学に達していた。しかしそんな磯部の相手をするのは身重の寿恵子。万太郎は波多野や藤丸と息をひそめて待つのだが、寿恵子の話に引き込まれる磯部は、取り立てに来たのになぜか追加資金を渡して帰っていくのだった。
一方、田邊(要潤)は傷心の中にいた。森有礼(橋本さとし)が暗殺されてしまった傷が癒えていなかった。
第98話「自由の国の闇」
アメリカから広瀬佑一郎(中村蒼)が帰国した。佑一郎は早速十徳長屋を訪れ、万太郎と寿恵子は無事の帰国を喜ぶ。佑一郎はアメリカでの仕事は順調に進んだが、人種差別というものを目の当たりにしたという。
そして、草花に一切優劣をつけない万太郎の姿を改めてたたえるのだった。
一方、森有礼の死に心を痛めていた田邊の元に、突如自身が校長を務めていた女学校は医師の知らせが届くのだった。当時はまだなかなかに理解が得れないものであった。
第99話「離れていても交わる二人」
失意のどん底にいた田邊だったが、妻・聡子(中田青渚)に背中を押され、植物の研究に本腰をいれるようになる。そして夏になると大学の学生たちと植物採集旅行に出かけ、新種かもしれない黄色い花と出会う。
研究に夢中になりいきいきとした田邊の姿に大窪(今野浩喜)、波多野(前原滉)、野宮(亀田佳明)も熱を感じるのだった。
時同じくして、虎鉄から万太郎の元に植物標本が届く。それは田邊が見つけた黄色い花と同じ標本だった。
【子役】室伏凛香、中村乙葉
第100話「権力争いの代償」
田邊は「今後は欧米の学者に頼らず、日本人自らが学名を与え発表する」と西洋の植物学者たちに高らかに宣言した。
そして新種かもしれない黄色い花の研究に一層打ち込む。また、万太郎も田邊と同じ花に出会った万太郎も研究を続けていた。
新種かどうか見極めるには、果実の標本が必要であったが、先に名田部がそれを手に入れ新種と断定する。
黄色い花は「キレンゲショウマ」と名付けられるのだった。先を越された万太郎だったが、心から田邊を祝福するのだった。
しかし翌年3月、後ろ盾を失った田邊は大学からも非職を命じられることになる。事実上の追放宣言だった。
後任はドイツから戻った徳永助教授、彼が新しい教授となるがその後田邊が植物学の世界に戻ることはなかった…。
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