こちらは忙しい人のためのNHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」の第24週のあらすじ、ネタバレダイジェストをお伝えします。
その回に出演している俳優も網羅しています。
らんまん第24週ネタバレ、あらすじ「ツチトリモチ」
第116話「ふと立ち止まる先の光」
万太郎(神木隆之介)の生涯の目標であった日本全国の植物を載せた図鑑が間もなく完成を迎えようとしていた。しかし相変わらず版元は見つからぬ有様。
万太郎はここにきて「この図鑑は本当に必要とされているのか?」と自信を失う。しかし助手の虎鉄(濱田龍臣)は「きっと何百年も残り続けるものになる」と万太郎を元気づける。
一方、寿恵子(浜辺美波)は待合茶屋・桃山で忙しく働いている。そこに相島(森岡龍)と小林一三(海宝直人)がやって来るのだった。
小林一三は、日本の実業家で阪急電鉄の前身である箕面有馬電気軌道をはじめ、関西の開発に努めた人物であり阪急百貨店、宝塚歌劇団などの創設者である。
第117話「新たな才能との出会い」
寿恵子が渋谷に待合茶屋を、竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)が屋台を始めて5年の月日が流れていた。
藤丸(前原瑞樹)はその間農科大学に通い、酵母菌の研究をしその成果を発表する。
一方、万太郎の元には「新種かどうか検定してほしい」と標本が届く。送り主は南方熊楠。のちに菌類の研究、民俗学で名を残した人物だ。
ただならぬ情熱に虎鉄は苦手意識を持つが、万太郎は「いつかあってみたい」と心を弾ませる。
第118話「120年に一度の花」
熊楠から送られてきた標本の中にはとんでもなく珍しいものがあった。それは120年に一度しか咲かないと言われているハチク(淡竹)の花の標本。もう感嘆の声しか上がらぬものだった。
その翌年、1904年(明治37年)には日露戦争が勃発する。軍の練兵場に近かった渋谷は、電車の開通により交通の要所としての発展を遂げ、寿恵子の店はますますにぎわうのだった。
そんなある日、東京帝国大学理科大学・植物学教室にも熊楠から手紙が届く。
万太郎が「以前、熊楠から手紙をもらったことがある」と徳永教授(田中哲司)に告げると意外な反応が返ってくるのだった。
第119話「恩人との邂逅」
徳永教授から出た言葉は思いもよらぬものだった。
「国が推し進める神社合祀令に南方熊楠は反対している。奴に深入りするな」
そう釘を刺された万太郎。どうやら南方熊楠は問題視されている人物のようだった。しかし野宮(亀田佳明)から、合祀令による神社境内の森の悲惨な現状を伝える手紙が届き、いてもたってもいられなくなる。
一方、渋谷で働く寿恵子の元に思いがけない客が訪れる。
それはかつて、土佐で自由民権運動をしていた早川逸馬(宮野真守)だった。逸馬との再会に感極まる万太郎、逸馬は万太郎に資産家の青年・永守徹(中川大志)を紹介するのだった。
第120話「綾の夢が叶うとき」
逸馬が連れてきた資産家の永守徹は万太郎に「植物図鑑の出版や標本の保存に対して投資したい」と申し出てくれる。
そして季節は廻り、夏から秋へ移る頃、資金のめどが立った竹雄と綾は静岡県沼津にある酒蔵を買い取りそこに移ることになった。そこには酵母菌の研究を続けていた藤丸の姿も。
大切な人たちの旅立ちを見送った万太郎はある決意を固める。
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