りゅうちぇる(ryuuchell)さんが8月25日、突如ぺこ(peco)さんとの離婚を発表しました。「男」「夫」のカテゴリーに離婚前から苦悩し、ぺこさんと悩みを共有して離婚しても家族という実質事実婚の選択肢を取ることになりました。
そんなりゅうちぇるさんは2021年から男性コスメ系番組に進出しており、今回の件でさらにその分野に裾野を広げ、社会系番組にも進出するのではと言われています。
こちらでは、りゅうちぇるさんの男性コスメ系番組への進出から社会性番組を視野に、についてと、りゅうちぇる(ryuuchell)さんぺこ(peco)さんのInstagram全文、SNSの反応ついてお伝えします。
りゅうちぇる(ryuuchell)ぺこ(peco)離婚で男性コスメ系番組進出か「離婚前から悩みをぺこと共有」
ryuuchell(りゅうちぇる)さんとpeco(ぺこ)さんは8月25日、Instagram(インスタグラム)で突如、夫、妻という夫婦関係ではなく、パートナーとして付き合っていくと公表しました。仲の良い夫婦で子供もいて仕事もあってと充実した関係であるように見えていた分、突然の告白にネット上は騒然としていますが、りゅうちぇるさんもともとの言動行動から納得する声も上がっています。
もともと自身がLGBTのどれにも当てはまらない性的指向・性自認であることに葛藤していたというりゅうちぇるさんは自身が葛藤した経験からLGBTに理解を示しており、その中でも「男であり夫であり行イクメンである」言動を繰り返していました。ですから女性っぽいがりゅうちぇるはしっかりとした男性であり、離婚とそんなことはない…という声が多かったようです。
りゅうちぇるさんは2020年にはTBS系「サンデー・ジャポン」内で「おもちゃに性別はいらない」「人形のCMには女の子しかいない」「戦隊モノのピンクが女の子」であり無意識のうちに子供にメディアが価値観を押し付けている、コスメの広告も女性ばかりだと苦言を呈していました。
2018年にメイク専用のインスタグラムアカウントの開設などもしたり、女装で踊る仕事もありましたが、息子さんが生まれてからは子育てに関する発言にばかりシフトしていました。しかし2021年に男性コスメ系番組に進出するなど、徐々に本来の路線が復活し今回の発表の片鱗を見せていました。
父であり夫であり男である、と認識しようとすると、愛するコスメやファッションを楽しめないジレンマや、ぺこさんや息子さんへの葛藤に苦しんだようです。
業界を知る方になぜ発表に至ったのか聞いてみました。
本人は、外見とのギャップがあるくらいしっかりと喋れて、自分を持っている。おバカキャラからいち早く脱却していたのが功を奏した。
情報番組やワイドショーにも何度も出ているし、これからマイノリティに関する話題があれば引っ張りだこでしょうしやっていけると思ったのではないでしょうか。
ただ、今回のネットの反応をみていると子育て世代の女性の共感が得られるか微妙です。
行動だけ見れば都合よく「夫」から離脱しているように見えているので。
これからしっかりpecoさんと子育ていけば、教育番組への需要もあるのではないでしょうか。踏ん張りどころですね。
と、概ね肯定されていました。また個人的には…と続けて「この鬱々としたコロナ禍だし、悩んで悩んで悩んでぺこちゃんにも言えず…最悪のケース、なんてことにならなくてよかった。ぺこちゃんの存在が本当に女神級にでかいんでしょうね。頑張ってほしい」とのご意見もありました。
りゅうちぇる(ryuchell)ぺこ(peko)離婚「今まで辛かったね」Instagram全文
ryuuchell(りゅうちぇる)さんとpeco(ぺこ)さんは8月26日、Instagram(インスタグラム)で突如、夫、妻ではなく、パートナーとして付き合っていくと公表しました。こちらは二人の投稿になります。
りゅうちぇる(ryuuchell)Instagramより
りゅうちぇるさんのInstagramは批判コメントが続出しすぎて現在非公開になってしまいました。こちらはryuuchellさんの投稿の一部です。
僕たち家族についてお伝えしたいことがあります。
8年前にてこと出逢い、僕はてこを好きになりました。
女性を好きになることは、僕の人生の中で、初めての事でした。
てこはそんな僕に自信をくれて、男としての幸せを教えてくれました。
お付き合いしていく中で、こんなにも楽しくて、お互いを高め合えて、つらい時も乗り越えられる。
そんな関係性を、そんな愛を、自分が女性と気づけるとは思ってもいませんでした。
一生一緒に居たいと思えたからこそ結婚して
夫婦になる道を選択し
そしてその愛が形になり、最愛の息子も生まれました。
かけがえのない息子の父親であること。
信頼できるてこの夫であること。
ryuuchellという芸能人であること。
そんなこの上ない幸せな日々を守るために、自分を隠して
でも、そう生きていくと心に決めていました。
これまで皆さまに多様な生き方を呼びかけてきた僕なのに、
実は僕自身は、”夫”らしくいきていかないといけないと自分に対して強く思ってしまっていました。
”夫”であることは正真正銘の”男”でないといけないと。
父親であることは心の底から誇りに思えるのに、自分で自分を縛り付けてしまったせいで、”夫”であることには、つらさを感じてしまうようになりました。
もちろん自分が覚悟して決めた道なのだから、
どんなにつらくても、愛する家族のために自分の本当の気持ちを押しころすことが愛だと、強く強く思う反面、
誰にも、そしててこにさえ、本当の自分のことを言えずにいる苦しさを、毎日1人で抱え込んでしまいました。こんなに愛する家族がいるのに、生きていくことさえ辛いと思ってしまう瞬間もありました。
このままでは自分が本当にダメになって
一番守りたい家族のことも守れなくなってしまうと感じ、
これまでの事、今の思いを、てこにすべて打ち明けました。
打ち明ける事は怖かったし、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
だけどてこは、「今まで辛かったね」と泣いて抱きしめてくれました。
その深い愛に涙が溢れて、僕が思っていた以上に、僕がどんな人間であれ、てこは僕という存在を理解し、大切に思ってくれました。
僕自身”夫婦”という形を覚悟して選び、そしててこも覚悟して僕に人生を捧げる道を選んでくれたのに、
僕の弱さのせいで、夫として、男として、てこを守ることができなかったこと。
どれほど伝えても足りないほど、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、
家族として、パパとしては、
何があってもこの幸せは守りたいと強く思いました。
それから2人で今後についてよく話し合い、これからは”夫”と”妻”ではなく、人生のパートナー、そしてかけがえのない息子の親として、家族で人生を過ごしていこうね。という形になりました。
もちろん、今まで通り家族で暮らします。
まず、ここまで読んでくださった皆さん、きっと驚かせてしまったと思います。
今お話しさせてもらった通り、僕には隠していた部分がありました。
その僕を信じて応援してくださっていた方、本当に申し訳ありません
これからは、今こうして皆さまに打ち明けられた事によって、僕自身が認めてあげられた本当の自分で、新しい形の家族を愛していきたいです。そしてryuchellとしても皆さまに応援していただけるような存在であれるように、これからは本当の自分を大切に頑張ります
ぺこ(peko)のInstagram全文
みなさまに、お伝えしたいことがあります。
りゅうちぇるの方からもお伝えさせていただいていただいているので、りゅうちぇるからの言葉を読んでいただけると幸いなのですが、
りゅうちぇるとは ”夫” と ”妻”、いわゆる夫婦というかたちではなく、これからは人生のパートナーとして家族として、愛する息子の父親母親として、新しい家族のかたちで過ごしていくことになりました。
まずりゅうちぇるには、出会ってくれて、好きになってくれて、ましてやはじめて女性を好きになってくれたのがわたしだなんて、りゅうちぇるもえらいこっちゃやなぁと思うほど笑、そして結婚してくれて、かけがえのない宝物 息子と出会わせてくれて、ほんとうに感謝してもしきれません。
わたしにとってりゅうちぇるは、誰が何と言おうと最高の彼氏だったし、最高の旦那さんだったし、息子の最高のパパだし、そして兄妹のようなともだちのような、時にはお母さんのようなそんな存在だけど、わたしは何よりもまず、りゅうちぇるという人間そのものがだいすきです
もちろんわたしは人生すべてをかけてりゅうちぇると結婚したし、一生こうしていけると本気で思えたからこそ、息子にも出会えました。
だから正直、墓場まで持っていってほしかったと一瞬たりとも思ったことはないと言えば嘘になります。
だけどそれ以上に、もしほんとうにりゅうちぇるがこの先何十年、おじいちゃんになるまでひとりで抱え込み続けていたらと思うとほんとうに怖いし、こうして今 生きて、勇気を振り絞ってわたしに打ち明けてくれたことに、ありがとうの気持ちでいっぱいなのです。
打ち明けてくれた瞬間、ひどいとか、最低とか、だましてたの?とか、ほんとうにそんなことは思わなくて、それはりゅうちぇるがほんとうにたくさんの本物の愛をくれたからだと思います。
そんなりゅうちぇるだからこそ、これからも人生のパートナーとして家族として、いっしょにいたいと思えるし、これからも今まで通り3人で暮らしていきます もちろん、新しく家族になってくれたアリソンも。
いわゆる ”普通の家族” ではないかもしれないけれど、受け入れ難いかたちなのかもしれないけれど、だけどわたしは息子に胸をはって、りゅうちぇるはすてきなパパだよと伝えられる自信があります。
夫婦って、家族って、ほんとうにいろんなことがあると思う。
きっと誰にも言えないことを抱えて生きている人だって、想像してる以上にたくさんいる。ていうか、ほとんどがそうなんじゃないかなぁとさえ思う。(ちなみにわたしは… 今みなさんにお伝えさせてもらって、今のところない。笑)
そんなこと結局その人、その人たちにしかわからないし、どの道を選んだとしても誰かのことは傷つけてしまうんだと思う。
前を向くことってほんとうに簡単なことじゃないって、27年間生きてきてようやく知ったけれど、だけどどうにかこうにか、どうにかこうにか前を向いて進める道を探してほしいとわたしは思います。
みーんな弱いし、みーんな強い!
何が言いたいかわからなくなってしまってるけど、とにかく、これからもわたしたちは前を向いて変わらずゲラゲラ笑って、時には喧嘩もして、たのしい家族でいたいと思うし、何よりかわいいかわいいかけがえのない息子の成長とともに、りゅうちぇるもわたしも、成長していきたいと思っています
これからはわたしたちのことを呼んでくださるときはぜひ、比嘉ファミリーとか、比嘉家とか、ぺこ&りゅうちぇるファミリーとか?笑
そんなふうに呼んでもらえたらうれしいです 🙂
ちなみにこれからも、変わらず比嘉企画に所属して、のんびりお仕事させていただけたらと思っています!
いつもわたしたちのことをだいすきだと応援してくださっているみなさんを驚かせてしまって、ほんとうにごめんなさい。
これからは新しいかたちの家族となったわたしたちのことを、ぜひ、温かく見守っていただけたらうれしいです!
これからもryuchellを、pecoを、よろしくお願いいたします
peco
りゅうちぇるさんは、ぺこさんと出会う前は女性を愛することはなく、初めて愛した女性がpekoさんでした。ぺこさんでない女性であったらこのような発表はできなかったでしょう。りゅうちぇるさんの幸運はぺこさんという最大の理解者を得たことです。
りゅうちぇる(ryuuchell)ぺこ(peco)のインスタに対するネットの反応
ネット上の評判は真向に割れています。批判的な意見は怒りをはらみ、肯定的な意見は努めて冷静に判断しようとしているようにも見えます。
批判的意見
嘘ついたまま結婚して子供作ったけど息苦しいから離婚せず父親としてではなくパートナー?になったよと公表する意味はあるのか?
お前の人生なんか公表するほど価値あるのか?
色々置いてけぼりの奥さんが哀れだよ。
ぺこちゃんのインスタ投稿文読んでたら悲しくなる🥺
りゅうちぇるは良くても、ぺこちゃんは辛いんじゃないかなあ。要は性的関係の無いパートナーと同居し続けるってことでしょ。
ぺこちゃん偉いなあ。子どもの為りゅうちぇるの気持ち丸ごと受け入れたんだなあ。
夫婦って大変…
結婚して子供作ったら性自認が違うって離婚て…。
夫の肩書が嫌って、別に夫だから男らしくしろって訳じゃないし色んな家族の形があるって言いながら一番自分が家族の形にこだわってる所がキツ
LGBTだからフワッとして見えるけど結構残酷だと思う。
『これは自分がキラキラしなくなってしまう』と気づくことができる自分の軸があったら、『荷物』を捨てる勇気も出てくる、そんな考え方を息子にも伝えたい
夫でいることが『荷物』だったんだなあ
肯定的意見
夫婦のことなんだからぺこちゃん以外の人がどうのこうの言う必要ないでしょ💦
カミングアウトってめちゃくちゃ勇気いるって言うのにこんな目に遭ってりゅうちぇるのメンタルがまじで心配( i _ i )
インスタも鍵垢にしたらしいし…( i _ i )
りゅうちぇる「夫として」じゃなく「パパとして」の発信が多かったと思うけど…
実際インスタでも「パパとしての自分には誇りが持てる」って書いてたし、「夫=男」を求められるのがつらいって話じゃないんかな。
これからも一緒に暮らすみたいだし、親としての責任はきちんと取るんじゃないん??
今後は夫と妻という役割ではなく、フラットなパートナーに戻って子育ても継続するということだから、離婚して妻子を捨てるような案件とは別。
批判は的外れだと思う。
今回のりゅうちぇるさん、ぺこさんの発表は真向に割れています。二人は夫婦の枠組みからは外れますが、子育てはずっとしていくことは変わりありません。
これから双方に好きな人が現れて、その際ぺこさんが割を食うのではないか、お子さんがつらい目にあうのではないかという懸念が批判側にはあるようです。
しかし、りゅうちぇるさんが子供に対する愛情たっぷりなのは周知のことです。
パートナーという家族のかたちがうまくいけば、その後性自認などで苦しむカップルのいいモデルケースになると思います。りゅうちぇるさん、ぺこさんの今回の決定が良い結果に結びつけばいいですね。
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