舞いあがれ!第103話ネタバレ感想「河内大学のモデルで盛り上がる」

舞いあがれ!

前回、経営難にあえぐ小堺(三谷昌登)のひし形金網の製造工場をなんとかしようと奔走する舞(福原遥)でしたが、その小堺から「会社をたたもうと思っている」と衝撃の発言をうけました。物語はそこから始まります。

舞いあがれ!第103話ネタバレ、あらすじ

50年間必死に守ってきたひし形金網の製造工場をたたむという決断をした小堺(三島昌登)は親父には悪いが…と歯を食いしばります。
「ひし形金網は簡単に見えるだろう?ちゃうねんきれいに編むには職人の技術がいるねん」
そう語る小堺の目には自社の製品と職人に対する愛が色濃くにじんでいました。同席していた曽根(井之上チャル)も思わず涙を隠すように鼻をすすります。
舞の脳裏には会社をたたむという決意をしたかつての母・めぐみ(永作博美)の姿がよぎり意を決して言います。
会社をたたむまでまだ時間はありますよね、私いろいろ考えてきたんです、金網で新しい商品つくりませんか?と。

小堺は無理だと首を振りますが、オープンファクトリーで作った飛行機の模型も決してIWAKURAだけの技術で作ったわけではない、7社の力があって初めてできたものだと、東大阪の工場の力を使えば新しい商品が作れます。挑戦してみませんか。支柱を作るところも、引き取ってくれる取引先も探す、舞の熱意に小堺はついに頷くのでした。

デラシネでは、中学校を終えた大樹(中須翔真)を貴司(赤楚衛二)が迎え入れていました。
最近陽菜ちゃん(徳網まゆ)来ぃへんなと貴司が言うと、陽菜は最近カラオケなどに忙しくなっていると言います。陽菜は楽しそうにしてるのか?という問いに大樹は楽しそうには見えるけどよくわからないと返しあまり踏み込んでいない様子でした。

3週間後、ひし形金網を使ったハンモックの試作品が出来上がりました。その出来栄えにIWAKURAの社員や曽根らも喜び舞の取引先探しにも力が入ります。
その日、舞は純(山口紗弥加)と待ち合わせをしていました。純は浮かない顔で記者ではなく営業部に移動になったと言いワインをあおります。営業部移転を機に何かを頑張る側になろうかなという気持ちが沸いていると言います。可能性はいっぱいありますねという舞に純は笑顔を向けます。

IWAKURAには、浪速大学准教授となった渥美先輩(松尾鯉太郎)がひし形金網ハンモックの試作品を見に来ていました。欲しいなぁだけど置くところがないと言い、舞も皆さんそうおっしゃるんですと悩みます。

そして渥美は「もしかしたら河内大学が興味を持ってくれるかもしれない」
校舎をリノベーションするにあたり地元の産業を取り入れたいと言っており前回のオープンファクトリーについても聞いてきたというのです。
東大阪の技術やというたら聞いてくれるかもしれんと大きなヒントを投げてくれるのでした。
オファーは順調に進みIWAKURAに河内大学の人間が訪れるまでになり、IWAKURAにも思わぬ相乗効果を生み出します。インターンシップの学生たちが興味を持ち始めたのです。

河内大学の面々の金網ハンモックの反応は好評でした。しかし大きな買い物のなることから即決はできず、決定を持ち帰ろうとします。
しかし舞と小堺の必死のプレゼンに、カラフルな金網を見つけた一人が校舎の外壁に使えないかと提案します。12階建て、高さ50メートルの壁を飾る金網は作れますか?とも問うてきました。決定ではないが、と付け加えますが、その言葉に小堺も舞も大喜びし、出来ますやらせてくださいと深々と頭をさげるのでした。

小堺と東大阪の町工場に大きな日が照り始めました。

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舞いあがれ!第103話の反応「河内大学のモデルは近畿大学」

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あきらめないで、小堺さん!
ひし形金網は今、フェンスだけでなく、さまざまなモノが生み出されていて、本学には東大阪の技術が光るデザインがたくさん。

よーく見たら、この文字、ひし形金網でできているんです。

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朝ドラ舞いあがれ!でハンモック出てきました。
ドラマでは東大阪のモノづくり企業がスクラム組んで!という設定ですが、この実際のハンモックも東大阪のモノづくり企業でつくってます!
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#舞いあがれ【試作機1号2号】15分のあいだに、金網の網目を微妙に変えた 試作2号機まで 投入してくるの、凄い。舞に刺激されて、あれほど 及び腰だった 小堺さんも 本気出してきた。
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「なんでお前、そこまですんのや!?」
「小堺さんだけの問題じゃないからです」

力はあるのに経営危機に直面するのは町工場全体の悩み

「岩倉舞はチームワークを大切にする」

都築ノートに書かれていたままの「岩倉舞」

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この金網の流れは近畿大学の校舎に採用されたヤツをベースにしているのかな
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#舞いあがれ!第103回を観ました。「検討させてもらいます」断るって決まってるけどその場では言われへんから使う方便。小堺さんはそう思てる顔してたな。何回もそういうことあったんやろな。分かっててもそんな顔したらあかん。舞の根気が仕事呼んだかも。あの大学の金網、近大の金網やんな。#朝ドラ

舞いあがれ!第103話感想考察「家の近所の河内大学よりあえて遠方の浪速大学に通わせる設定を回収」

リーマンショック、中国をはじめとする海外の安価な製品との競争と東大阪の町工場の戦いは延々と続きます。
しかし小さな町工場には余力がありません。後継者問題や小さな工場では現状維持か緩く衰退していく道しかありません。幸い日本の工場には高い技術があり、あがく材料になります。それが今回のお話ではよい形で昇華しましたね!

今回の河内大学のモデルは近畿大学、浪速大学は市立大学がモデルだと言われており、なぜ舞が家の近くの河内大学に行かないのかと一時期話題になっていましたが、今回のひし形金網の話と絡めるために遠くの浪速大学に通う設定にしたのではないかと言われています。

地域密着の話になっていますが、五島と東大阪外も適度に混ざっていていい塩梅ですね。

次回:舞いあがれ!104話ネタバレ感想考察

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