舞いあがれ!第102話ネタバレ感想「余裕のない小堺さんが抱える苦渋」

舞いあがれ!

前回、舞(福原遥)たちが主催するワークショップは大盛況のまま終了しました。お好み焼き屋うめづで打ち上げをし、第2回もやろうと盛り上がっていたところ一人の男の登場によって不穏な空気がながれるのでした。

舞いあがれ!第102話ネタバレ、あらすじ

舞(福原遥)たちが尽力し開催したオープンファクトリーは、大盛況のうちに終了しました。お好み焼「うめづ」で打ち上げをする町工場の面々と舞は次回のワークショップの開催に向けて盛り上がります。

しかしそこに、金網会社を営む小堺(三谷昌登)が不平不満をぶちまけます。そんなことができるのは余力のある会社だけだ、自分が東大阪の町工場のリーダーであるとでかいかをしやがってと。
小堺を諫めた別工場を営む曽根(井之上チャル)は舞に、小堺は野球場などにある金網のフェンスなどを作るひし形金網の製造工場を経営しているが年々注文が減っていて厳しい経営状況であると告げます。
父親から工場を継いだ時には張り切っていたが年々苦しくなる小堺の近況を曽根は辛そうに語るのでした。舞もまた父親から工場を受け継ぐ者の一人です。正念場だと踏ん張る父・浩太(高橋克典)の姿が浮かび切なくなるのでした。

後日、舞は御園純(山口紗弥加)とランチをし、またオープンファクトリーをしたいと思っていたが参加したくても出来ない町工場があることを話します。
純は、自分の父親も町工場の経営が苦しい時があった。自分には当たらなかったが、小堺のようにどこかで怒りをぶつけていたことがあったのだろうかと語ります。舞は小堺の工場から金網の写真をもらってきていました。細かい技術がないとここまできれいなフェンスは作れない、この技術を使って何とかできないだろうかと純に提案するのでした。

IWAKRAに大洋製鋼の堤(モンスターエンジン・西森洋一)に小堺の金網を売り込みます。堤は自分の会社の取引先の金網業者も廃業したところがいくつもあると知らせます。金網は使い道が限られ、大概フェンスでしか使えない。大手からの注文がなくなったら売りたくても売ることができないのだと。それなら新しい使い道を模索したらよいのでは?という舞にそんなものあるだろうかと堤は懐疑的です。

舞は、うめづで昼食をとっていた小堺の元に行きます。金網で新しいものを作って売るのはどうだと、価格では大手に勝つことは出来ない、技術力を生かして小堺のところでしか作れないものを作る、と提案します。それはかつて舞の父・浩太の通った道でした。

しかし小堺は新しいものを作る余裕はない、自分のところは下請けだけでやってきたと突っぱねます。横で聞いていた曽根はたまらず、それならお前会社が潰れるんをそのまま待つのかと叱咤し小堺を鼓舞するのでした。

一方、貴司(赤楚衛二)の元にはリュー北條(川島潤哉)が訪れ、短歌のイベントが大盛況で編集長も高く評価し、貴司に連載を持つことを勧めます。それはなんと松尾芭蕉のように日本全国を回りながら短歌を謳い連載していくという大掛かりで破格なものでした。しかし貴司はその間デラシネを閉めてしまうことになり行き場のなくなる大樹(中須翔真)のことを考えると即答できませんでした。

舞は小堺の金網をもって帰り企画を考えます。一つの工場が潰れたら取引先であるほかの工場も危ないのだと何とかしなければという舞を貴司は優しい目で見守り連載の話はしませんでした。

舞はあきらめず企画を考え、うめづで食事をしている小堺たちの元へ行きました。しかし小堺は浮かない顔、そこで彼は言うのです。

「会社を閉めることにした」と。

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舞いあがれ!第102話の反応「舞ちゃんの提案が小堺さんの心を折るかも」

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実家東大阪市の町工場で、本人も鉄工所で働いていたモンスターエンジン西森さん、鉄板サンダーで削る作業中、突然嫌気さしてお笑いの道に進んだらしい。町工場のいろいろ複雑な思い、嫌というほど分かっているだろう。役者としての芸人さん、こういう使われ方こそ本望だろう。
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中学生になってた大樹
昼間なのに一人でデラシネにいるのはうまく居場所を見つけられてないから?
デラシネを休むと大樹の居場所が消えてしまう。
八木のおっちゃんが消えてしまったときの自分と重なるよね、貴司。
考えてしまうよね。
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リーマンショックどん底で父から社長後継した女性の苦闘、下請け依存から自社ブランド製品への切り替え、オープンファクトリーのアイデア。すべて実話なんだね。舞ちゃん福原遥さんのキャラクターでずいぶんソフトにされてるだろうが、東大阪市町工場の「必死」は少しもぶれていない。
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舞ちゃんは前へ前へ進む人だなぁ
お節介なところあるけど、舞ちゃん見ていたら「舞ちゃんが舞い上がる」のではなく「舞ちゃんがみんなを舞い上げる、みんなで舞い上がる」作品なんだろうなと思う
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まだ小堺さんの真意はわからないけれど、弱ってる時に、順調な業績で力のある会社の若いお嬢さんに風鈴作るのはどうですか?とか私企画やりますよ?とかぐいぐいいわれたらきついな。「あ、もうやめようかな…」って思ってもしょうがない気がしてしまった。

舞いあがれ!第102話感想考察「何度も見せつけられる町工場の苦渋」

成功があるとその影で泣く人がいると明暗のくっきり分かれた回でした。ネジよりもはるかに大きなスペースを取る金網という製品、土地の維持、機材の維持、そして大きいが故に代用が難しいという代物、確かに日々の作業に追われていたら荒れに活用しよう、これに活用しようなんてのは浮かばないかもしれません。小堺さんの苦渋は見ていた苦しいものがありますね。

福原遥さんが実際に金網工場に行かれている企画があった模様。小堺さんが幸せになるといいですね。また大洋製鋼の堤さん役でモンスターエンジンの西森さんが出ていましたね。ご実家が町工場ですし工場ネタのコントもあることからの配役でしょうか。これから出番が増えるととても楽しそうです。

貴司君には新しい展開が始まりました。旅をしながら短歌を読め、しかもそれを連載してくれるというもの。これ以上にない好条件ですが、その間デラシネを閉めなければなりません。ただ一人居場所のない大樹くんからデラシネという心落ち着く空間を取り上げてしまう…貴司君にはそれができません。

舞ちゃんが東大阪にいるのですから、舞ちゃんに開けてもらって大樹君が帰るときに閉めてもらえばいいし、大樹くんに鍵をたくしてもいいのでは?と思います。舞ちゃんが忙しいからと相談できないところも貴司君のやさしさというのは聞こえがいいですが、彼の限界かなと思えますね。

次回は小堺さんが閉じるといった金網工場はどうなるのか、貴司君は決断せずくすぶったままなのか、展開が楽しみですね。

回:舞いあがれ!103話ネタバレ感想考察

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