舞いあがれ!第4話ネタバレ感想「校外学習に行きたい!」

舞いあがれ!

第3話で舞(浅田芭路)は祖母・祥子(高畑淳子)の暮らす五島列島に療養のため移住しました。中学受験を控える兄・悠人(海老塚幸穏)は不安やさみしさをぐっとこらえ、舞が残した手作りのけん玉を手に微笑むのでした。
今回は五島列島での舞にスポットが当てられます。

舞いあがれ!第4話ネタバレ、あらすじ

舞(浅田芭路)の五島列島での暮らしは順調に始まります。祖母・祥子(高畑淳子)と交友の深い人たちが舞に対して優しく接してくれるのです。
祖母が朝からイチゴジャム作りをしていると、船大工の木戸豪(哀川翔)と、山中さくら(長濱ねる)が訪れます。東大阪では体験しない自然や、初めて触るタコなどに舞の興奮は収まりません。

そんな舞をあまり興奮すると熱がでるわ、と母・めぐみがとめるのですが、その過保護っぷりに祥子は違和感を覚えるのです。
しかし母の言った通り、舞は翌朝には高熱を出してしまいます。診療所の医師・谷久也(前川清)の診察では舞の身体には問題なく、心の問題であると診断が下ります。
学校で何かあったのではないか?と問う谷に、めぐみは忙しくて舞のことを全部見て上げれていない、と自分を責める姿に祥子は心配げに見つめます。

一方、寝込む舞の許には信吾の息子一太(野原壱太)が見舞いに訪れており、一太のひょうきんさに舞は微笑み子供ながらに友情をはぐくんでいくのでした。

翌日、母と共に学校に向かう舞に会う一太。一太は妹・りんと舞を引き合わせ一緒に登校します。

初めて入る教室でおずおずとしながら自己紹介をする舞に「祥子ばあちゃんのとこに来た岩倉舞!」と合いの手を入れる一太。先生がたしなめていると、りんが「おにいちゃんおしっこ…」と訴え、一太はすぐにトイレに連れていきます。お調子者ですが一太はしっかりといいお兄ちゃんをしているのです。

家ではめぐみが東大阪にいる浩太と電話をしていました。めぐみは夫がこっそり自分の母と連絡を取り二人の間を取り持とうとしていた気遣いにお礼を言います。

あわただしくも順調な滑りだしで学校生活が始まった舞は友達と一緒に家まで帰ってきました。帰宅すると校外学習に行く!とプリントを手に報告する舞。しかしめぐみは「磯は初めてだよね。舞大丈夫?無理はしないで」と言います。
するととたんに舞は「いかない方がいいかな。いかない」と言い出したまらず祥子が口を出します。

「舞の気持ちば聞いてない。舞はどうしたい」と問う祥子に、めぐみが今いかないってと言いかけると「めぐみには聞いとらん!」と強く言い舞に問うのでした。

舞は意を決して「校外学習に行きたい!」と声を上げると祥子は満足げにうなずきめぐみは驚きました。

さくらは自分のお古の長靴を舞にプレゼントしてくれました。舞はその長靴を履いて迎えに来た一太たちと磯に向かいます。初めて手にした網で海のものを掬う舞はきらきらとした笑顔を浮かべるのでした。

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舞いあがれ!第4話の反応「一太くんの株急上昇」

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ガキ大将だけどイジメっ子じゃない妹思いの優しいお兄ちゃん一太くん!
舞ちゃんはいい友達に恵まれてる
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ちゃんと迎えに来てくれた一太くんと凛ちゃん!
君らほんまに可愛いな!!!大好き!!!!
舞ちゃんのこと、よろしゅうな!!!!!!
(泣きながら叫ぶ親戚のおばちゃん)
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お母さんに迷惑を掛けないように自分の気持ちよりお母さんの気持ちを優先してきた舞ちゃん。
やっと「やりたい」が言えて良かった。
#舞いあがれ
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電話で大丈夫だと言いながら、机にうずたかく積まれた書類。
これはまずい。
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辛え。おかーさんの気持ちがわかる。そこをおばあちゃんが指摘する。「言い過ぎだ」でも「心配しすぎ」でもなく「本人が気持ちを言っていない」と。おかーさんは自分の言動を客観視し、舞は自分の感情を言っていいことに気づく #舞いあがれ

五島列島の人たち、特にいたずらっこだけど人への気遣いを忘れない一太君への好感度が爆上がり中です!
野原壱太くん、どんどん活躍の機会がでるといいですね。

舞い上がれ!第4話感想考察「ワンオペ育児が陥る罠を巧みに表現している回」

前回、はじめて五島列島を訪れた舞、おずおずとして祖母・祥子ともしっかりやっていけるか不安でしたが徐々におばあちゃんにも慣れている様子です。

祥子は豪快ですね。豪快な中にもしっかりと相手を観察する力があります。めぐみが舞を案じるあまり、舞の可能性ややりたいことをつぶし抑圧してしまっている描写、そのせいで舞はどんどん体に影響を及ぼしている…まためぐみが過保護になる…の悪循環、ワンオペ育児にありがちな落とし穴です。
祥子は数日のうちにそれを見抜きました。一歩離れているから見えるものもあるのかもしれません。

めぐみは舞を放置したわけでも虐待したわけでもありませんが、過保護にすることによって舞を追い詰めてしまいました。
過保護のすべてが悪いわけでもありません。愛されている自覚すると自己評価が上がります。お兄ちゃんの悠人にはそれが良い面として現れました。悠人は自己肯定感も高く、傲慢に見えながらも受験が差し迫っているのに家を空けられる…それに関しては母に一言いうだけ。愛されているとわかるからこそそれ以上は言いません。舞に対しては「早く身体なおせよ」とあの年だとなかなか言えない言葉をかけています。
しかしはっきりとモノが言えない気性の穏やかな舞には愛情の押し売りになってしまい逆効果でした。
今回はなかなか考えさせられる回でしたね。

仕事と家事育児に忙殺されためぐみが壊れなかったのは、忙しいながらも気配りできる浩太のおかげですね。駆け落ち同然でくっついて、怒られることを分かっていても祥子にめぐみの近況を報告していた…スパダリすぎます。
完璧な旦那だったのになぜ駆け落ちに至ったのか、いつ頃放送されるのでしょうか、今から楽しみですね。

次回:舞いあがれ!第5話ネタバレ感想考察

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