舞いあがれ!第7話ネタバレ感想「何でも自分で」

舞いあがれ!

前回6話で、舞(浅田芭路)と祖母・祥子(高畑淳子)との二人の生活がはじまりました。
今まで舞の生活をカバーしていた母・めぐみ(永作博美)はおらず、寝坊したり、お皿を割ったり、たくさんの失敗を重ねます。失敗に押しつぶされ舞は発熱しますが、祥子は一度もその失敗を責めず、次は出来るように、出来なければ別の方法をと、舞を見守るのでした。

舞いあがれ!第7話ネタバレ、あらすじ

前回、寝坊からの遅刻などたくさんの失敗をした舞(浅田芭路)は、自ら目覚まし時計を設定し寝坊しないよう努力していました。目覚まし時計を止め、時間通りに起きれたことに「よかった」とほほ笑む朝、今日はおばあちゃん(高畑淳子)のお仕事を手伝う日です。

舞は祥子に伴われてビワ畑で、初めてハシゴに上りビワを取りました。そして家に帰ってからビワを煮詰めてジャムづくりに励みます。
何でもできる祖母は、一人だから全部ひとりでしなきゃいけないのさ、と笑いながら言い、舞は一人ではさみしくないのかと問います。

祥子は笑って、島のみんながいるからさみしくないさ、と言い舞にジャム詰めを促します。
慣れない舞は、零して失敗してしまいます。零すことを想定してジャム瓶の下にはお皿が置いてありました。祥子は怒らず何度も体験させ成功したら微笑んで褒めてやるのです。

港ではさくら(長濱ねる)が売店で舞たちのジャムの納品を待っていました。お手伝いをした舞をさくらは褒めます。
今日はさくらのの誕生日でした。舞がおめでとうございますというとさくらは、「そう、それたい。その一言がほしい」と返します。なんでも、むっちゃんというさくらの彼氏はおめでとうすら言ってくれないというのです。
いつか一緒にカフェを開こうというむっちゃんは福岡で働き全然会っていないのです。彼が帰って来た時に一番に会えるからという理由で売店で働く健気なさくらですが、まだ恋心がわからない舞はそのテンションにひいてしまうのでした。

二人の会話をよそに祥子は店頭にジャムを並べています。売り切れている祖母のジャムに舞は誇らし気、今回は舞も手伝ったからたくさん売れるとよかねと、微笑む祥子に舞は嬉しくなって元気いっぱいにうなづくのでした。

続いて、舞と祥子は信吾(鈴木浩介)一家の家の近くに宅配に行きました。ちょうど、信吾と一太(野原壱太)、凛(絢香)らが協会にいくところで、舞も一緒に行こうと誘われます。
初めて参加した協会のミサ、パイプオルガンから音楽が流れ讃美歌を歌うことを体験した舞は満足顔です。
様々な体験をした一日、舞はお絵描きをしていると東大阪の母・めぐみ(永作博美)から電話がかかってきます。たくさんの体験をし元気を取り戻す舞の話をめぐみは涙を流し、電話先では父・浩太(高橋克典)もほほえましく聞いていました。

浩太は思うところがあったのか夕飯の席で悠人(海老塚幸穏)に「これからは自分のことは自分で。おかあちゃんに負担をかけないように。塾の送り迎えもなしや」と言い出します。
不満顔の悠人は「じゃあおとうちゃんはなにするねん」と反撃し予想外だった浩太はしどろ戻りに、食べた食器は洗い場に、皿洗いと、ゴミ出しと…としどろもどろ。その様子にめぐみは笑うのでした。

五島の家では東大阪と同じように舞と祥子が食卓を囲んでいます。昨日今日、お手伝いしてくれてありがとね、という祥子に、舞は失敗してしまったとしょんぼりしてしまいます。
しかし祥子は、ビワ取りも瓶詰めも最後はちゃんとできたでしょう?と褒めます。「失敗することは悪かことじゃなか、それよりも舞はやると決めたら最後までやったでしょう。すごかことよ」というのです。
そんな祖母に舞はおずおずと言います。
「おばあちゃんやお母ちゃんみたいに何でもできるようになりたい」と。
舞の成長に祥子はまた一層微笑むのでした。

次の日曜日、舞は瀬渡しの仕事が入った祥子についていきました。女ながらに船の船長を務める祖母を眺める舞。お客さんに「おばあちゃんかっこいいね!」と言われると舞は誇らしく「うん」とうなづくのでした。

前回:舞いあがれ6話はこちら

次回:舞いあがれ8話はこちらhttps://mojikomeguru.jp/2022/10/12/maiagare-s8/

舞いあがれ!第7話の反応「とてつもなくお勉強になるドラマ」

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ばんばみたいに失敗しそうな時でもどうするか最後まで見守る。
失敗してもこうすれば大丈夫だよって声をかける。
失敗するって大事だなぁ。

あたしゃなかなか出来んよ…。
とてつもなくお勉強になるドラマだよ…。

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おそらく「自分の事は自分でしてる」と舞ちゃんから聞いたのであろう父・浩太、家でも自分の事は自分でやろうと提案。

「それからやな…ゴォミ出しもするでぇ…」と最高のドヤ顔で宣言。悠人の「いただきます」のタイミングが絶妙

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舞に失敗しない安全な道を作っていためぐみさんも好きやけど、失敗しても良いこと、島でしかできない経験をさせてくれる祥子さんも大好き…優しい世界 おばあちゃん家のあったかさ懐かしい…
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舞に対して「自分でやれることは自分でやりなさい」と言う婆ちゃん
決して甘えを許さず、しかし突き放すことなくちゃんと気を配っていてとても優しい。

こういうのでいいんですよ
こういうのを朝ドラに求めてるんですよ
比嘉家のような奇抜さなんかいらんのですよ

舞いあがれ!第7話感想考察「先回りして失敗させないのではなく失敗をリカバリーできる度量」

前回より舞と祥子二人の生活がはじまりました。つっけんどんに見えたおばあちゃんにタジタジだった舞ですが、回を重ねるごとになんでも挑戦させ、決して怒らず微笑む優しいおばあちゃんに舞の信頼度もダダあがりですね。
熱を出しても嫌な顔しとつしないおばあちゃんの愛情は偉大です。

子育て世代だと子供が失敗するとコラー!と言いながらついつい小言を言ってしまうだけですが、祥子はジャムの瓶詰の時にはあらかじめ瓶の下にお皿を敷いておくなど、舞が零しても大丈夫なようにリカバリー策を講じています。

失敗することを責めず、最後までやり切った素晴らしい、となかなか言えることではありません。舞が回を追うごとに笑顔を見せる回数が増えてきました。朝から見ていてほっこりしますね。

東大阪パートは舞の様子を聞いたお父さんが一大決心をしてお母さんの負担を減らそうと苦心しています。1994年ですから、まだまだ父親が家事を手伝うのは少ないことで、ゴミ捨てや食器を運ぶ程度がお父さんの家事参加でした。
今ですと共働きで料理も当番制ですが、まだまだ男性がキッチンに入るのは抵抗がある頃です。ワンオペ育児でお母さんが潰れなかったのはお父さんの人柄のおかげでしょう。
少し心配なのは悠人です。受験のストレスとまだまだ親の気がかりが妹にいってることにパンクしないかとハラハラします。あと何話で解消されるのでしょうか。楽しみですね。

次回:舞いあがれ!第8話ネタバレ感想考察

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