らんまん第60話ネタバレ感想「マキノと名付けられた草」

らんまん

前回、寿恵子(浜辺美波)は万太郎(神木隆之介)の祖母・タキ(松坂慶子)と相対し、無事結婚の許しをもらうことができました。一方、竹雄(志尊淳)は綾(佐久間由衣)への長年の想いを伝え新たな関係を築くのでした。

らんまん第60話ネタバレ感想「マキノと名付けらた草」

前回、寿恵子(浜辺美波)は万太郎(神木隆之介)の祖母・タキ(松坂慶子)と百人一首で勝負をし無事結婚の許しをもらえました。一方、竹雄(志尊淳)は幼いころより想いを募らせていた綾(佐久間由衣)に告白、返事は濁されたものの拒絶はされませんでした。これを機に綾と竹雄の関係は変わっていくのです。
甑倒し(こしきだおし)におどる家中や蔵人の声を聴きながら寝込むタキは、女中頭で竹雄の母・ふじ(石村みか)を呼び寄せて、明日医者の鉄寛先生(網島郷太郎)を読んでほしいと頼むのでした。

翌日、鉄寛に「もう生きなくていいと思っていたが万太郎の子どもが見たいという欲ができた。どんな薬を使ってもいいから自分を生かしてほしい」と頼み込むタキ。しかし鉄寛は自分にはそんな薬は作れないと土下座されてしまいます。
しかしタキなじるでもなく、あきらめがついた人には決められた寿命があるのにあさましいことだと微笑むのです。長年馴染みにしていた鉄寛は、今まで峰屋の為に尽くしてきたタキがようやく自分のために望みを言ったのだから悪いことではない、願いというのはどんな薬よりも効くことがあるのですと慰め、「万太郎に東京に戻らず側にいて欲しいと伝えては?」と助言をするのでした。

万太郎と寿恵子は、万太郎が学んだ名教館の跡地にいました。今は佐川小学校となっていますが蘭光先生(寺島康文)に心を馳せます。蘭光がいなければ今の万太郎はないのです。
そこに、小学校の校長(谷川昭一朗)が声を掛けてきました。いつぞや小学校の教諭にならないか?と声を掛けてきた人物です。校長は学校を覗いていかないか?と言い見学させてくれるのでした。

帰り道、裏山を通るとバイカオウレンが咲き乱れていました。美しさに感嘆する寿恵子は万太郎のいい話し相手です。
母が好きだったバイカオウレンに想いを馳せながら、父母を早くに亡くしさみしかったこと寿恵子が家族になってくれて嬉しかったと言う万太郎。寿恵子は寿恵子で小学校を覗いたとき子供たちに優しく接していた万太郎が大変子供好きであると気づき、「佐川に居を構えて子供を育てよう」と提案するのです。
小学校で教職に就きながらまず土佐の植物から研究する、祖母の身体を考えればそれが現段階で一番の方法でした。

峰屋に戻ると、竹雄が東京からの手紙を差し出します。波多野(前原滉)と藤丸(前原瑞樹)にロシアから手紙がきたら送ってくれと頼んでいたものでした。
波多野らは自分たちの手紙とロシアの植物学の権威、マキシモヴィッチ博士からの手紙を同封し、そこには「万太郎の土佐のフローラを高く評価、田邊教授のトガクシソウが新種と認められた、万太郎のマルバマンネングサが新種と認められた。学名にSedum makinoiと名付けて学会に発表する」と書いてあったのです。
早速タキに伝えると、マルバマンネングサは万太郎が小さいころ二人でみた草だと言います。昼の星のようなマルバマンネングサにマキノの名がつく、タキからすれば万感の思いでした。
タキはすぐに呉服商の仙石屋を呼び、寿恵子の婚礼衣装を作るように指示し、万太郎には早く祝言を上げて東京に戻るように言い含めます。自分のさみしさよりも孫の大成を願う姿に万太郎は涙をこらえるのでした。

前回:らんまん第59話「恋が実るとき」
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らんまん第60話ネットの反応「おばあちゃんの愛に涙」

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あさましく
はないよおばあちゃん
#らんまん
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遂に新種をか!!!しかも自分の苗字が付いたんか!!!
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マキシモヴィッチ!
うどん県の人めっちゃ喜んどる #らんまん
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タキさん!!病床から寝ながら庭を見ちゃダメ!!!!朝ドラでは死亡フラグよ!!!!(ToT) (そこ?)
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“家族になってくれてありがとう”
“植物採集しながら小学校の先生”
寿恵子サン、タキオバアチャンを気遣って🥲
母との思い出の花バイカオウレンが
植物学者の道へ…
祖母との思い出の草
マルバマンネングサが学名に繋がるとは。
新種発見、おめでとうございます!
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子供の頃からの
蘭光先生のお言葉
博士からのお手紙のお色
おばあちゃんとの思い出のお花
どんどん繋がって感動致します
素晴らしい脚本です
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はぁあ…おばあちゃん…( ꒦ິ꒳​꒦ີ )
涙止まんない
#らんまん
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タキに泣かされる1週間でした😢

らんまん第12週まとめはこちら

らんまん第60話ネタバレ感想考察「死期迫る自分の願いよりも孫の大成」

今週はおばあちゃんに泣かされる朝の15分が続きましたね。生い先短い自分が願った生きているうちにひ孫の顔がみたいという切なる願い、峰屋の為に頑張ってきたタキを長年見守っていた鉄寛先生の、ようやく願いをいえたのだからあさましくなんてないというやり取りは朝からぎゅんときました。

でも、東京から万太郎の標本が新種である、マルバマンネングサにマキノの名がつけられたと聞くと、すぐに東京に戻れと言うタキ。臨終の床に側にいて欲しいという願いなんて吹き飛ばし、孫が今からが大切な時だとすぐに切り替える姿はもはや母親以上の存在でしたね。

万太郎たちは祖母を慮って、小学校で教えながら佐川で研究すると言う選択肢を持っていた矢先の出来事でした。
この小学校で教えながら研究はモデル牧野富太郎が東大を追われたときにやっていたことです。この辺も抑えるあたり脚本家の方は毎回素晴らしいと思います。

次回:らんまん第61話「祖母の愛したヤマザクラ」

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