らんまん第21話ネタバレ感想「今日選んだ道を悔やまずに」

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前回、万太郎(神木隆之介)は濱中万次郎ことジョン万次郎(宇崎竜童)と出逢い、あきらめていた植物への想いが再燃するのでした。そして万太郎の熱い想いを知った早川逸馬(宮野真守)は結社に入れと万太郎を誘うのでした。

らんまん第21話ネタバレ、感想「今日選んだ道を悔やまずに」

前回、万太郎(神木隆之介)は濱中万次郎ことジョン万次郎(宇崎竜童)と出逢い、海外の植物学だけでは日本の植物学は進まないことを知りまた植物への熱い想いを再燃させます。結社に誘われましたが植物学に邁進することをきめた万太郎は断り、佐川に帰る前に一度結社の者たちとあいさつをすると話し合い一度別れるのでした。

逸馬(宮野真守)と別れた万太郎は綾(佐久間由衣)と竹雄(志尊淳)と合流、すっきりした万太郎の顔に竹雄は安堵します。そして万太郎は「植物学をやりたい、生まれてきたのは峰屋の為でなく植物学の為だ。自分は峰屋を出る、姉ちゃんとは夫婦になれない。姉ちゃんは好きな人とくっついて」と言い、綾は笑顔で「それなら峰屋は私に任せとき。私は酒造りが好きや」と返し二人の間には穏やかな空気が流れます。

「そして約束してほしい。お互い今日選んだ道を悔やまんこと」
万太郎と綾は指切りをし、竹雄にお前が証人だ二人がだめだったら叱ってくれといい、竹雄は二人の手を握りしめしっかり見守ると誓うのでした。

綾が良く決断できたねと問うと、万太郎はジョン万次郎を思い出し、もう一人のわしに出会ってきて決意したと言葉少なに返しました。

佐川に帰る前、万太郎は約束通り「声明社」の演説に来ました。万太郎の姿を見とめると逸馬は万太郎を壇上に上げます。万太郎は自分は植物バカだから今日は植物の話をすると人々の興味を誘います。

「みなさんの足元に生えてる草花、それは一番優れているもの。踏まれたら変化の時、種をひっつけて運ばせる。踏まれてもおれないように大きな筋を通しておく。草花はつらい目におうた時どんどんどんどん変化した。知恵者じゃが。その知恵者は一人として同じものはおらん。その一つ一つに強さがある。だからわしらはわしらなりに懸命にいきたらええ。だれの言いなりにもならん。わしらは自由じゃ」
逸馬の合いの手もあって演説は大盛り上がり、しかしそこに警官隊が乱入してきて「集会条例違反」と叫び逸馬も万太郎も捕らえられてしまうのでした。
夕方、峰屋では今日も帰宅しない万太郎たちを案じていました。竹雄が一度も連絡をよこさないのはおかしいと竹雄の母・ふじ(石村みか)はタキ(松坂慶子)に詰め寄りますがタキは勝手にでていったもんらは知らんと一蹴しました。
ふじの予感は的中し、万太郎は演説していたので首謀者と見なされ別の牢に入れられ綾と竹雄は大慌て、喜江(島崎和歌子)が協力しますが突破口が見当たりません。
おばあちゃんに伝えんとという綾の悲鳴にもにた叫びを聞いて竹雄は一目散に峰屋に走ります。闇夜で何も見えない中傷だらけになりながら走り続ける竹雄。そしてこんなところでとどまっては居られないと焦る万太郎、牢から見えた植物に万太郎は手を伸ばしそして力なく座り込むのでした。

前回:らんまん第20話「人生後悔しない選択を」
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らんまん第21話ネットの反応「首謀者にされてるの笑う」

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マモを檻に閉じ込めやがったのか!?
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峰屋のために愛する孫らに敢えて厳しい道を突きつけたタキさんは、もう運を天に任すしかないって。それでも竹雄がついてるから命だけは大丈夫だろうと…
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『らんまん』万太郎と綾姉が上手いこと落ち着いて、ヨシヨシと思ったところから急転直下の万太郎逮捕投獄。波乱の幕開けの今週。
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そもそも議会作ったのになんで自由民権運動弾圧してるんやろ?
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らんまん、土佐でそれなりに植物分類学を修めた人間として、土佐の植生は本当に独特で(土佐の気候は亜熱帯の日本の中で、地続きの中突然熱帯に属するので)、世界で土佐にしかない植物が山ほどあるんだよな、と思いながら見てます。
ハナミズキも土佐だけにしかないトサミズキって品種があったりする
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主人公がパクられる朝ドラは久しぶりじゃ
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首謀者にされてて草
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この先、どういうふうに生きていきたいかを語る時に
万太郎が 竹雄におせっかいしなかった所が とても気に入った。

通常の朝ドラだと
お姉ちゃんは竹雄と結婚してと主人公が言う場面だったから。

少しハードな展開になりそうだけど 良きらんまんでした

現代と違って道が悪いせいか みんなよく転ぶ😢

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警察が演説会に踏み込んだのは集会条例に基づく。
集会条例はその後、学生の演説禁止を盛り込んだ。そこで演説するときは退学し、終わったら復帰するという手をあみだした学生たちがいた。それが今の明治大学の学生たち。学生注目の源流。

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らんまん第5週あらすじまとめ

らんまん第21話ネタバレ感想考察「間が悪かったのではなく万太郎捕まって当然だった」

今日、「宮野真守さん演じる早川逸馬に壇上に上げられ、植物と人をなぞらえた自由への演説をした万太郎(神木隆之介)が間が悪くつかまってしまった」ととらえられるネット上の反応がたくさんありました。
しかし、1880年(明治13年)に交付された「集会条例」によると万太郎はそこにいるだけで逮捕対象だったようです。
らんまんではぼかされていますが、史実のモデルの通り教員であった場合、集会条例の条項の一つである「軍人、警官、教員、生徒らの政治結社および集会への参加禁止」に抵触するので集会会場に行った時点でアウトなんです。
なので牢に入れられて悲劇のヒロイン状態になっている万太郎ちょっとガードが弱すぎるかなぁと思いました。そういう側面でお話をみるとまた面白いですね。万太郎がそこから出るためには逸馬たちと決別しなければいけません。次回はつらい流れになる予感がします。
そして話を聞き付けたおばあちゃんも入り乱れて大変なことになるのでしょうか。次回も楽しみですね。

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