前回、実家に戻った兄・悠人（横山裕）は父の想いや佳晴（松尾諭）らの言葉を胸に自らの行動にけじめをつけました。
一方、五島の祥子（高畑淳子）から物産展に来ると連絡があり物語はまた新たな展開を迎えます。
舞いあがれ！第90話ネタバレ、あらすじ
兄・悠人（横山裕）の件が落ち着いた2014年6月、祖母・祥子（高畑淳子）ら五島の人々が大阪に物産展をしにくると連絡を受けた舞（福原遥）は一緒に物産展に行こうと貴司（赤楚衛二）を誘いました。
古本屋「デラシネ」、相変わらず舞らにとっては大切な場所です。そこへ秋月史子（八木梨可子）が自分は貴司のファンである、自分が作った短歌を読んでほしい！と頼み込みます。
史子の短歌を水族館の歌だと指摘し高く評価した後、「近くにおんのにどうしても伝えられへんことがある切なさ」を感じたとつたえます。
すると史子は感涙にむせび、短歌は自分の命であり否定されたら生きていけないものであること、そしてそれゆえに人の目にさらすことが怖かったと言います。しかし貴司なら見せることができると思ったと。
史子は貴司のことを「梅津先生」と呼び、新しい短歌が出来たらまた読んでほしいと伝え去っていきます。史子は舞に「奥さまですか？」と問い、舞は慌てて否定します。
すると史子は「よかった」と言い去ります。
舞は一部始終を久留美（山下美月）と話し、奥様かと問われて嫌だったかと聞かれましたが、舞はただ「びっくりした。だけど貴司君の話が合う仲間ができてよかった」と返すだけです。
久留美はあきれて、貴司と史子が急接近するそれでもいいのかと問いますが、言いも何も自分は関係ないことだと舞は返しまさに暖簾に腕押しなのでした。
二人は「うめづ」の暖簾をくぐると、そこでは五島の人たちの歓迎会がはじまっています。翌日には百貨店の物産展が始まるので、百貨店の百花（尾本祐菜）をはじめ、信吾（鈴木浩介）、木戸（哀川翔）、一太（若林元太）、さくら（長濱ねる）がら来ていました。
貴司の両親である勝（山口智充）や雪乃（くわばたりえ）は貴司の件で世話になったとお礼をいい、参席してた母・めぐみ（永作博美）も微笑んでいます。楽しい雰囲気にさくらは酔いつぶれ、一太に背負われて岩倉家で宿泊することになります。
一太と舞は恋愛相談に花を咲かせますが、一太は休むことはまだできず酔った木戸を背負いホテルまで連れていくことになるのでした。
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舞いあがれ！第90話の反応「歌の切なさが吹き飛ぶほど史子さんヘイト稼ぎすぎ」
・頼まれてないのに自作を差し出す
・泣く
・聞かれてないのに身の上話
・あなたは特別なんですアピール
・身近な女に探り
・「良かった〜」と本人ではなく女に好意アピール
秋月さんの「途中登場女キャラが視聴者に嫌われる条件」コンプリートが凄い
そういえば久留美ちゃん、前ここで水ようかんを受け取ったときから何か言いたそうにしてましたよね…？
こういうことについては、ずーっと前から…久留美ちゃんのほうがしっかりしてます。#福原遥 #山下美月 #朝ドラ #舞いあがれ pic.twitter.com/Xg7ebJ6xiJ
— 朝ドラ｢舞いあがれ！｣ (@asadora_bk_nhk) February 8, 2023
舞いあがれ！第90話感想考察「与謝野晶子ばりにやばい女」
史子さんの地雷臭と舞ちゃんの鈍くささが話題に上がっています。長く一緒に居たからこそ気づかない幼馴染への感情、もやもやすら起こらず、久留美ちゃんにハラハラされています。
舞ちゃんにとって、これまで途切れてしまった付き合いの数々があったとしても、貴司君や久留美ちゃんとの時間は永遠に続くものと疑うことのないものなのかもしれません。
それってとっても尊いものですが、恋人や配偶者ができてしまえばとたんに変わってしまう甘酸っぱいものなんですよね。
貴司君の性格上、舞ちゃんとの進展がなければこのまま流されるように史子さんと…という展開が非常に見え隠れしています。
Twitter上の反応で、与謝野鉄幹の元にぐいぐいやってきて奥さんから略奪婚した与謝野晶子というたとえがありましたが、「短歌」「押しの強い女性」のモデルは与謝野晶子なのかもしれません。
来週は史子さんがたくさん引っ掻き回してくれそうですね！
次回：舞いあがれ！91話ネタバレ感想考察
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