2023年前期の朝の連続テレビ小説は、日本植物学の父・牧野富太郎(まきのとみたろう)をモデルとした主人公・槙野万太郎(まきのまんたろう)を掲げた「らんまん」です。
2023年4月3日月曜日にいよいよ第1話が始まります。
幕末、明治、大正、昭和の激動の時代を駆け抜けた万太郎の生涯をどう描くのか楽しみなところ。
らんまん第1話ネタバレ、感想
槙野万太郎(神木隆之介)は1862年、年号でいうと文久2年、日本ではイギリスとの開戦のきっかけとなった生麦事件が起こった年に生を受けました。
出生地は土佐国佐川、現在の高知県ですが、土佐もまた幕末は尊王攘夷運動が盛んで領内は騒然とした雰囲気が漂った時代でした。
そんな時代でも植物を愛する心は変わらず槙野万太郎(まきのまんたろう)は成人後もひたすらに植物の研究を続け新種を次々を発見し日本植物学の父となっていくのです。
慶応3年(1867年)、4歳になった万太郎(森優理斗)はすくすくと育っていました。生家の「峰屋」は祖母・タキ(松坂慶子)が仕切る酒屋。病がちの母・ヒサ(広末涼子)、そして小さいながらもしっかり姉・綾(太田結乃)と共に暮らしていました。
その日、峰屋は「甑倒し(こしきだおし)」という酒蔵では大変大切な行事の準備に大忙しでした。
祖母は蔵人たちを集め、番頭の市蔵(小松利昌)、杜氏の寅松(嶋尾康史)、市蔵の息子・竹雄(井上涼太)などをねぎらい甑倒しに備えます。
万太郎にはまだその行事の大切さがわからずごちそうが食べれるとはしゃいだり床下に潜り植物を眺め、女中のたま(中村里帆)に倒れたかと勘違いされる始末。姉の綾には呆れられてばかりでした。
外では、槙野家の分家の豊治(菅原大吉)や豊治の息子の伸治(坂口涼太郎)が関係者に挨拶をしていました。
甑倒しなのに抜け出していることをばあさまは知っているのか?と突かれ、ちょっと、と言って抜け出すのでした。
しかし体の弱い万太郎は、友達の堀田寛太(横井仁)の住む家にたどり着いたところで倒れてしまいます。
寛太の父であり町医者の堀田鉄寛(網島郷太郎)らがすぐに発見し事なきを得ますが、駆け付けた祖母、市蔵、女中頭のふじ(石村みか)らに走ってはいけないと咎められる万太郎。人と違い心臓が弱いのだから走ってはいけないと言われても幼い万太郎にはなぜ人と違うのか?が納得いきません。
タキは心配しますが、実家の峰屋は苗字帯刀を許された由緒ある造酒屋です。それを女手で切り盛りするのですから万太郎ばかりにかまけている暇はありませんでした。
お式のあと宴会が始まりますが、万太郎抜きで行われることになります。途中分家の紀平(清水伸)が、万太郎の不在に言及すると豊治がまた倒れよった、当主が不在でどうすると不穏な会話が始まります。
万太郎は幼いながら峰屋の当主で祖母・タキが成人までそれを守っているのです。分家の豊治には成人した立派な息子・伸治いるのでそれ悔しいのか万太郎と伸治の幼い時を比較し嫌味をいうのです。
タキはそのような勢力とも戦わねばならず、分家が束になろうと万太郎にはかなわない!と言い切り気をはるのでした。
身体が弱く幼い万太郎にはまだそれがわかりません。目を覚ますと、縁側から豊治と紀平の会話が聞こえてきます。万太郎はながくは生きられない、ばあさまは目を背けているだけ万太郎はいっそ生まれてこなければよかったと。聞いてしまった万太郎はひどく傷つき「おかあちゃん」と母を求めるのでした。
らんまん第1話のネットの反応「早くも分家とバッチバチ」
チビ金剛だった森優理斗くんの万の字カワユスだしちょっと意地悪なオジサンの大吉さん大好物だし松坂慶子さんは圧巻の貫禄であいみょんの唄も良き
何より土佐訛り聞くと心が悦ぶ
まったく病気の子を笑いの種にするなんて
主人公や家族よりも、雰囲気やばそうな分家や分家のキャストに皆さんの視線がいってるようで意外です。
身体が弱く幼い当主、病がちの母、守るのはしっかりしているが年老いた祖母、これは分家との闘争待ったなしかもしれません。
ネット上では早くも危惧する声があがっていますね。
らんまん第1話ネタバレ感想考察「ニトリのおじさんでてた」
分家の紀平役で清水伸さんが出ていましたね。鎌倉殿の13人で長沼宗政を演じられた際にニトリのNクールのCMの人だと言われていましたが、今回でもニトリのおじさんとネット上で、気づかれていました。
すっかりニトリのおじさんが定着しておられますね。
あとクレジットには名前が出ていましたが、舞いあがれに出ていた野原壱太くんいましたね!舞いあがれの子役パートの心のオアシスだった一太くん、らんまんでもそのうち名前付きキャストで出るのでしょうか。出てきてほしいですね。
峰屋の調度品や宴会の料理を見ているとかなりの富豪なのが分かります。当時の酒屋はお酒だけではなく金貸しなどもやっていることが多いので、峰屋も羽振りが良かったのは言うまでもないでしょう。分家が狙うのもわかる気がします。
次回では同じ酒造業を営む家で生まれた幕末のヒーロー坂本龍馬が出てきます。史実の牧野富太郎の実家とも微妙にご縁がある坂本龍馬、どうかかわるのか展開が楽しみですね。
ついに。始まりました。これから半年間…皆様の日常にお邪魔いたします。
隆之介#らんまん pic.twitter.com/ginAugA4tH
— 神木隆之介 (@kamiki_official) April 2, 2023
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