前回、竹雄(志尊淳)は、自分が万太郎(神木隆之介)のサポートをしていた植物採集の手順を寿恵子(浜辺美波)に教え込みました。それは寿恵子が万太郎を理解するために大切な手順、そして竹雄との別れを示していました。
らんまん第64話ネタバレ感想「それぞれの晴れの日」
前回、竹雄(志尊淳)は寿恵子(浜辺美波)を伴い、万太郎(神木隆之介)の植物採集のサポートの手順を教え込みました。細かい手順を通して、万太郎の目には自分の見えないものが見えていると痛感する寿恵子、そしてそれを万太郎に伝え彼の非凡さを褒めるのでした。
寿恵子は人知れず努力を続け、竹雄の仕事を次々と吸収していき、竹雄も満足そう。しかしそれは万太郎が竹雄の手を完全に離れることを示していました。
夜、竹雄は万太郎に「話したいことがある、こっちを向いてくれ」と言います。ゆっくり振り向く万太郎の目は涙に濡れ、嗚咽していました。
万太郎も別れを切り出されるとわかっていたのです。
竹雄は万太郎が許してくれたら綾(佐久間由衣)と二人、タキ(松坂慶子)に許しをもらいに行くと言い、万太郎は最大の祝福と別れの悲しさで答えました。二人は幼いころからずっと一緒、幸せを願いつつも離れるのは半身を失うのと同義でした。
「今まで楽しかったの」
「お別れじゃの」
といい泣きながら笑い、そして互いに向上を述べ感謝を言い合うのでした。
そしてふと気づきます。竹雄が義兄になると。兄ちゃんと呼んでみろと笑う竹雄に嫌じゃと笑い合う、大きくなっても二人は少年の頃と変わらなかったのです。
婚礼の日が近くなり、東京から寿恵子の母・まつ(牧瀬里穂)、文太(池内万作)、そして仲人となる大畑義平(奥田英二)イチ(鶴田真由)夫妻、が訪れました。4人は酒蔵の大きさにびっくり。大店だと聞いていたがそこまでとは思っていませんでした。タキ(松坂慶子)も初顔合わせでしたがお互い礼儀正しく挨拶し、円満な顔合わせとなりました。
その夜、寿恵子は母・まつと一緒に寝ていました。これだけの大店をあっさり捨てて植物の道を行く万太郎をよほどの人だとまつは言います。しかし、寿恵子が苦労をするのは目に見えている、最初から何も持たない人ならあきらめもつくけどと続けます。
まつは我が子が「西村」でなくなること「娘」でなくなること、すぐに助けに行ってやれないことが心配で不安でそして寂しくてたまりません。
しかし寿恵子は「娘だよ」と返し「二人の娘で幸せだった。冒険が大好きなところしっかり者のところ、だから万太郎さんと生きたいと思った。二人からもらったものを全部抱えていきていくつもり」と言いました。
まつは背を向けながら「だめなんだよ。お嫁に行ったら相手の家に染まらなきゃ」と涙するのでした。
翌日、婚礼衣装に身を包んだ寿恵子はえもいわれぬ美しさ、その横で三々九度の酒を煽る万太郎は相変わらずの下戸、美しい衣装に身を包んでも寿恵子は屈託なく笑うのです。
そこに、分家の豊治(菅原大吉)、伸治(坂口涼太郎)、紀平(清水伸)がご機嫌で訪れました。万太郎が東京の嫁を取りそのまま東京で暮らす、となれば本家は綾一人。綾の夫は豊治の息子の伸治だと意気揚々です。
披露宴の席、分家たちは万太郎の嫁はどんな女だと下卑た笑い、そこに白無垢から振袖に着替えた寿恵子が現れます。
想像以上の美しさを抱えた寿恵子に皆声が出なくなるのでした。
前回:らんまん第63話「祖母孝行」
次回:らんまん第65話「分家と和解を」
らんまん第64話ネットの反応「お寿恵ちゃんの白無垢やばい!しかし全部持っていくのは伸治の力こぶ」
竹雄ありがとう😆
寿恵子きれい😍
残念分家の皆さん🤣
おばあちゃん元気で😃
大畑夫婦仲人最高
万太郎・・結婚に教授達よばないの❓
NHK最終回は号泣させて😭
竹雄がおるぞ!お呼びでないぞ!(*゜∀゜*)
(らんまん、明日はおめでたい1日になるかなあ🤤)
万竹の友情も✨
らんまん、また好きな朝ドラに出会えた感じ♪
現代ものより一昔前の時代のが面白いんだよね
描き方も丁寧で
突拍子もないことする人物でも、やっぱり史実がある上での話だから無理がないストーリーなのかな
もう…開始数秒で泣けるドラマなんてそうそうないよ😭😭😭
万太郎と竹雄の涙、なんて尊いの…🥺
坂口さんの小技に笑った。
ほっそい腕の力こぶも💪
『らんまん』浜辺美波の“花嫁姿”公開に反響 「美しすぎる」「前半のクライマックス」https://t.co/P15ZEPNkom#神木隆之介 #浜辺美波 #万太郎 #寿恵子 #朝ドラ #朝ドラらんまん #らんまん @MINAMI373HAMABE @asadora_nhk pic.twitter.com/bs96bNS9aF
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) June 28, 2023
らんまん第64話ネタバレ感想考察「のび太の結婚前夜を思い出した」
今回、竹雄との別れが決定的になった万太郎、話があると声を掛けられる前からもう泣いている姿は竹雄への絶対的な信頼と友情があったことは間違いありません。でも大好きな姉・綾が酒屋として苦境に立っている中、竹雄ほど信頼できる男が側にいる…これ以上の最上のことはありません。
兄ちゃんと呼んでみろ、よべん、というやり取りは大店の息子と番頭の息子だけでは成しえないやり取りですね。
そして東京から大畑夫妻やまつ、文太たちが訪れました。文太はもう寿恵子の継父ですね。
まつが、寿恵子が苦労するのは目に見えている最初からお金のない相手だったらあきらめもつく、すぐに助けに行ってやれないと不安を口にしますが、父母から愛されて幸せだった。それを全部持ってお嫁に行く、というのはドラえもんの「のび太の結婚前夜」を思い出します。
こちらは自分が結婚することで両親を寂しがらせてしまうのではないかと悩むしずかちゃんに「少しくらい寂しくても、思い出が温めてくれるさ」と返す父。まさにまつさんもそうでしょう。寿恵子もまた教えてもらったこと愛してもらった思い出をもって万太郎の胸に飛び込むんです。
結婚前夜のワンシーンなんて婚礼の過程で重要なだけですが、寿恵子の言葉はとても重くて温かいものですね。
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